歌手の西川貴教が26日、東京・渋谷PARCOで行われた大型セール「グランバザール」のメディアフォトセッションに出席。自身の代表曲『HOT LIMIT』への思いなどを語った。

　西川は今回、今冬のグランバザールのテレビCM「西川貴教」篇に出演。パルコと共同開発したグランバザール特別バージョンの『HOT LIMIT』スーツを着用した姿を披露した。

　西川はこの日、「グランバザール」特別バージョンの『HOT LIMIT』スーツの生地を使用したシャツ・ネクタイを着用して登場。同CMの『HOT LIMIT』スーツを着用した等身大マネキンの除幕式を行った。

　同衣装をまじまじと見て西川は「最初にこれを身にまとったのが27歳の頃。今、倍の年齢、54歳でございまして。そんな歳になるまでこれを着ると思いませんでした（笑）」と率直な思いを口にした。

　完成したCMの感想を問われて「年月を重ねても、このような形で皆さんに面白くしていただけてすごい嬉しかったです」と感謝。『HOT LIMIT』をアレンジしたCMソングにも触れて「楽しくやらせて頂いた。変な話、音楽って、やっぱりどんどん新しいものや新しいアーティストがたくさん出てくる。ある種、使い古されていくもの」と持論を展開した。

　次いで「でも、それこそリリースから27年の年月をへても、こんなに毎年、新鮮に、フレッシュに皆さん、面白く触って頂ける曲に『HOT LIMIT』がなったと思うと、すごく、自分にとってもなくてはならないものになってきているなと思います。皆さんがこの曲をすごく楽しんで頂いているのがすごくうれしいです」とほほ笑んだ。

　会場では、『HOT LIMIT』をモチーフにしたオリジナルゲーム『走れ！西川貴教！～マーメイド救出でき爽快？～』のプレイ体験も行われた。