剛力彩芽、30代になって「すごく楽しい」 20代は子どもと大人の境界で悩み

俳優の剛力彩芽が24日、都内で行われた舞台『No.9 -不滅の旋律-』の囲み取材会に、主演の稲垣吾郎、演出を担当した白井晃氏とともに参加した。

囲み取材会に参加した剛力彩芽【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材会に参加した剛力彩芽【写真:ENCOUNT編集部】

舞台『No.9 -不滅の旋律-』でベートーヴェンの秘書・マリア役

 俳優の剛力彩芽が24日、都内で行われた舞台『No.9 -不滅の旋律-』の囲み取材会に、主演の稲垣吾郎、演出を担当した白井晃氏とともに参加した。

 音楽の進化を数十年早めたといわれるドイツの音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを主人公に、彼の苦悩の人生と創作の深層に迫る本作。2015年に初演され、好評を博して18年、20年と上演。今年で4年ぶり4度目の再公演となった。

 18年からベートーヴェンの秘書・マリアを演じている剛力は、「またマリアとしてベートーヴェンの隣としていさせてもらえてうれしい」と再演に喜び。「最初にマリアを演じたのが25歳の頃。ちょうど、大人と子どもの境目でどっちにいたらいいのか悩んでいた時期でした」と回想する。

 現在32歳だが「30代になったらすごく楽しくて。20代よりも、素直に感情を表現できているような気がする。同じ役で自分がどう表現が変わるのか自分でも楽しみだし、お客さんにも『違うマリアだね』っと言ってもらいたい。マリアを演じて3回目になって、素直に気持ちを出しやすくなったなとすごく感じています」と変化を紹介した。

 本作はクリスマスイブのきょう、公演100回目と節目を迎えた。主演の稲垣は「うれしいです。感謝の気持ちでいっぱいです。計算したら10万人以上のお客さんが見ていることになる」と喜び、この先も「やれる限りずっと続けていきたい。もちろんこのメンバーで。それは思いとしてずっとある。1つの通過点として。やれる自信もありますし」とロングランを願った。

 本作は12月31日まで東京国際フォーラムで上演され、その後、久留米シティプラザ、オリックス劇場、アクトシティ浜松も巡る。

次のページへ (2/2) 【写真】稲垣吾郎、剛力彩芽の全身ショット
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