なにわ男子・西畑大吾、『暴れん坊将軍』利き手封印で異色の立ち回り「慣れるまでは大変だった」
なにわ男子の西畑大吾が、2025年1月4日に17年ぶりとなる復活を遂げるテレビ朝日系『新・暴れん坊将軍』(土曜午後9時)に出演。西畑は、松平健が演じる主人公・吉宗の嫡男・徳川家重役を務め、利き手を封印し、左腕で異色の立ち回りを見せる“難役”に挑戦する。12月某日、西畑が松平と取材会に出席し、令和版『暴れん坊将軍』の見どころ、撮影の裏話、現場で受けたアドバイスについて語った。
主人公・吉宗の嫡男・徳川家重役を務める
なにわ男子の西畑大吾が、2025年1月4日に17年ぶりとなる復活を遂げるテレビ朝日系『新・暴れん坊将軍』(土曜午後9時)に出演。西畑は、松平健が演じる主人公・吉宗の嫡男・徳川家重役を務め、利き手を封印し、左腕で異色の立ち回りを見せる“難役”に挑戦する。12月某日、西畑が松平と取材会に出席し、令和版『暴れん坊将軍』の見どころ、撮影の裏話、現場で受けたアドバイスについて語った。
西畑はテレビドラマ史に名を刻む大ヒットシリーズへの出演を受け、「歴史ある作品に出演させていただけることは光栄に思っています。何よりも上様の息子役で出演させていただけると思っていなかったので驚きましたがすごくうれしいです」と感激。利き手である右手を封印して演技に挑んだことについては、「殺陣もあったので大変でしたが、時代劇の先輩方、松平さんにアドバイスをたくさんいただきました。左手しか使えなかったけど、家重の個性にもつながったと思います」と言及した。
松平は西畑の印象を聞かれ、「私が見た上では礼儀正しい、爽やかな青年です」と回答。家重も吉宗と同じように城内と江戸市中で別の顔を持っていることを説明すると、「使い分けがはっきりしていて、陰陽がよかった。立ち回りが俊敏で切れのいい立ち回りでした」と絶賛した。
撮影現場での初めて会話を振り返った西畑が「『マツケンサンバII』が大好きですという所から入りました。ファンなのでとりあえず好きですということを伝えようと思った。よく歌わせていただいています」と念願だった共演を喜ぶと、松平も「その辺で打ち解けたかな」と優しい顔をのぞかせた。
過去に『必殺仕事人』にも出演した西畑は、松平からのアドバイスに感謝し、「殺陣をするのが初めてで、殺陣の振り方を丁寧に教えてくださった。時代劇の斬り方は、角度によってぜんぜん変わってくるので、助かりました」とコメント。松平も自身のアドバイスについて、「立ち回りをする時はナンバなんです。右で振ったら右足が出る。左を下ろしたら左足が出る。それが踊りとは逆なので、慣れるまでは大変だったと思います」と振り返った。
役者として松平から学んだことを聞かれた西畑は、「現場にいる時、松平さんの周りに漂っているオーラがすごく優しくて安心感をいただけました。話していなくても分かる現場を和ませる力を感じました」と回答。今年を振り返る漢字として「初」という文字を書いた色紙を披露すると、「羽二重を付けて時代劇をさせていただくのは初めての機会。殺陣も『暴れん坊将軍』が初めて。グループとしては初めてアジアツアーをさせていただいて、初めてのことが多かった1年だと感じたので“初”にしました」と理由を述べた。
作品の放送へ向けては、「今の世間で起こっているような風刺的なストーリーにもなっているので、若い世代の方が見ていただいても楽しめる内容になっている」とアピール。「なんといっても上様がかっこいい。近くで見ていたから迫力は段違いにすごい。1月4日という新しい年が明けて、めでたさに直結していると思います」とメッセージを送った。