米倉涼子、サプライズ登場の内田有紀と熱い抱擁を交わし涙「12年間かけて深い絆ができた」
国民的医療ドラマの金字塔『ドクターX』のシリーズ完結となる作品『劇場版ドクターX』の舞台あいさつFINALが22日、都内で行われ、主演の米倉涼子、岸部一徳が登壇。米倉はサプライズで登壇した内田有紀と熱く抱ようし涙を流した。
「無意識に支え合っていた」
国民的医療ドラマの金字塔『ドクターX』のシリーズ完結となる作品『劇場版ドクターX』の舞台あいさつFINALが22日、都内で行われ、主演の米倉涼子、岸部一徳が登壇。米倉はサプライズで登壇した内田有紀と熱く抱ようし涙を流した。
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この日が『劇場版ドクターX』としても、『ドクターX』シリーズとしても最後の稼働となった。本作は6日から全国公開となり、21日時点で観客動員数130万人超え、興行収入も17億円を突破。米倉と岸部は16日から、札幌、名古屋、大阪、福岡と4都市を巡り、各地のファンへ感謝の気持ちを伝えてきた。
大門未知子を演じた主演の米倉は、真っ赤なドレスで登場し、「12年間のシリーズがあったからこそ、自分が思った以上に声が届きました。本当の本当に幸せです。泣いてしまいそうなので、あげあげで行こうと思います」とコメント。客席には30回映画館に足を運んだという米倉の大ファンもおり、米倉は「おかしいでしょ、あなた!駅で会ったね!メロンありがとう」と応援に感謝した。
サプライズで城之内博美役の内田が花束を持って駆け付けると、米倉は熱い抱ようを交わし思わず涙。内田は「今日で最後になりますが、米ちゃんと過ごした12年、私の中で唯一女優さんで何でも話せる彼女に出会えたこと、大門未知子を演じる米倉涼子を見られたこと、幸せに思っています」と伝えると、米倉も「無意識に支え合っていた。単純に最初はキャスティングされた中のひとりの俳優だった。一歩ずつ12年間かけて深い絆ができた。集大成として劇場版ができたことを感謝しています。せりふを通して絆、人間関係が深まったと思っています」と思いを述べた。
内田と岸部が涙を見せながら、米倉に感謝のメッセージを送ると、『ドクターX』チームからのメッセージを入れたアルバムを贈呈。中には西田敏行さんのメッセージも含まれており、「大門未知子様、12年の長きにわたり大変お世話になりました。あなたのおかげで人生の素晴らしさを教えていただきました。ありがとうございました」と司会が代読すると、米倉はここでも感極まって涙を流した。
劇場版をもって12年にわたる歴史に終止符を打つ『ドクターX』は、大学病院の医局に属さず、怪しい名医紹介所に所属しながら、さまざまな病院を渡り歩いている孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描く。2012年にドラマ第1シリーズが放送され、決めぜりふ「私、失敗しないので」とともに人気を博して第7シリーズまで制作された。