歌舞伎町ホストクラブ経営者を辛坊治郎が直撃 「感染者が多く出ていることをどう思うか?」
3日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜日~木曜日、午後3時30分~5時30分)では、夜の街・新宿歌舞伎町の新型コロナウイルスの実態について、ホストクラブ経営者に直撃インタビューを行った。
小池都知事が「夜の街、夜の街」と連呼
3日放送のニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜日~木曜日、午後3時30分~5時30分)では、夜の街・新宿歌舞伎町の新型コロナウイルスの実態について、ホストクラブ経営者に直撃インタビューを行った。
コロナウイルスに関して、連日、専門家を取材している同番組。
今回は辛坊が、新宿・歌舞伎町商店街振興組合の常任理事で「繁華街新型コロナ対策連絡会」発足の立役者でもある手塚マキ氏に電話インタビューを行った。
手塚氏は歌舞伎町でホストクラブを6軒経営している。辛坊は、単刀直入にこれまでのコロナの影響を質問。
手塚氏は「実際のところ、世の中の他の業種と変わらないと思います。売り上げとしては4月は全く(ダメ)で、5、6、7月は半分ぐらいですね。ただ、お店や会社の規模によって状況は全然違います。小規模のところは、持続化給付金のほうが売り上げよりもいいところもあるぐらいですし、大規模のところは銀行が力になってくれる。割を食っているのは中規模のところ。会社への給付のため、1軒抱えているお店も何軒か抱えているところも同じ額の給付なんです」と語気を強めた。
ちなみに手塚氏の会社はホストクラブ以外にも、バー、飲食店、美容室など合計16店を経営とのこと。
辛坊が「小池(百合子)都知事が『夜の街、夜の街』と連呼して諸悪の根源のように扱われていることについてはどう思うか?」と聞くと、「そういわれることには慣れているし、ある意味事実ではありますよね。実際、悪さをする人間も多いですし、誰でも受け入れる業界なので、色々な事が起きるのは仕方がないと思っています」と手塚氏は冷静に受け止めた。
続けて「PCR検査によって新宿から感染者が多く出ていることについてはどう思うか?ホストの方は寮住まいが多いからという話もありますが……」と聞くと、「おっしゃる通りだと思います。お店は50坪と結構広く、フロアにはホストが20名、お客さんが10名で計30名ほど。50坪に30名だからそんなに密とは考えていない。ただ、ホスト同士がご飯を食べに行ったり遊びに行くとすると、深夜もやっているカラオケやカラオケスナックといった場所になり、ホスト同士で感染しやすい状況ではありましたね」と話した。
今後に関しては、「歌舞伎町のお店としてはそれぞれの考え方で模索中。個人的には、店というよりも1人ひとりの生活様式の中で感染リスクをいかに減らすかリテラシーを上げていくしかない」と手塚氏は結んだ。
同番組は radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。