吉岡里帆「恋愛ものへの苦手意識がすごいあった」と告白 あでやか黒ドレス姿も披露
俳優の吉岡里帆が10日、都内で行われた映画『正体』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。自身が出演する作品のジャンルなどについて語った。
映画『正体』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇
俳優の吉岡里帆が10日、都内で行われた映画『正体』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。自身が出演する作品のジャンルなどについて語った。
同作は、染井為人氏の同名小説を原作とする逃亡サスペンス。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けるも脱走し、潜伏を続ける鏑木。東京でフリーライターをする沙耶香(吉岡)、大阪の日雇い労働者・和也(森本慎太郎)、長野の介護施設で働く舞(山田杏奈)、刑事の又貫(山田孝之)の4人が出会った鏑木は、それぞれ全く違う姿をしていた。4人の視点から描かれる鏑木の正体に迫る。興行収入は約2億円に達した。
あでやかな黒ドレスで登場した吉岡は「『正体』を撮影していて心が変わった部分なんですけど」と切り出し、「自分が出演するものに関しては、恋愛ものへの苦手意識がすごいあった。というのも、『恋』という感情とかって、ものすごく個人的じゃないですか。なので、それを共感してもらった時に初めてお客さんに届く、というところで、とても難しいジャンルだなという印象があった」と語った。
続けて、「今回、沙耶香として、鏑木くんと過ごす時間をやって、恋、というより愛情がすごくワーッと芽生えてくる感じがあった。恋愛というより、深い愛の物語とかは『(監督の)藤井さんとだったらできそう』とすごく思いました」と信頼を寄せた。
また、約400名が詰めかけた会場にて、同作を2回以上見た観客が大勢いることを知ると吉岡は「こんなにたくさんの人が2回目を見てくださっていることに、心から感動しています。本当にありがとうございます」と感謝した。
同舞台あいさつには、主演の横浜流星、原日出子、藤井道人監督も出席した。