格闘技エンターテインメント「BreakingDown14」が8日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ（コミュニティアリーナ）で行われた。同イベントのライト級トーナメントを制したNAOが大阪喧嘩自慢を綺麗にKOした。

　NAOは格闘家・才賀紀左衛門の弟子として「BreakingDown」に登場した新星。格闘技歴わずか1年でライト級トーナメントを制し朝倉未来に「天才」と評された男だ。

　この日行われたのはフェザー級トーナメント。難なく勝ち上がってきたNAOは準決勝で大阪“イケメン”喧嘩自慢のリキと対戦した。細かいステップで鋭いジャブ。パワーのある前蹴りで相手をこかすと先にペースをつかんだ。

　全く逃がさない。下がるリキに高速ステップで詰め寄りワンツーフックのコンビネーション。ケージ際ではボディーへの膝蹴りで相手を転がす。これはダウンとはならず。その後も上下に打ち分け、最後は三日月蹴りを当てKO勝ちを収めた。

　もろに被弾したリキはその場に崩れ落ち、もん絶。なんとか立ち上がったが、右足に力が入らないようでセコンドに抱えられるようにケージを去っていった。視聴者からは「NAO強すぎ」「レベル違うな」「素晴らしい」などの声が上がっていた。