爆笑問題・太田光、2025年は「安定感がある漫才やりたい」 M-1審査員は「僕がやったら大変な批判が」
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が2日、都内で行われた「日本ネーミング大賞 2024」の授賞式に、同アワードの特別顧問で妻の太田光代とともに出席。授賞式後には囲み取材に応じ、2025年の目標を語った。
「ふてほど」が流行語大賞に選ばれ「クドカンか……」
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が2日、都内で行われた「日本ネーミング大賞 2024」の授賞式に、同アワードの特別顧問で妻の太田光代とともに出席。授賞式後には囲み取材に応じ、2025年の目標を語った。
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この日は「流行語大賞」の発表もされており、宮藤官九郎が脚本を務めたTBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』を略した「ふてほど」が大賞に選ばれた。これを聞いた太田光は「クドカンか……。『地面師(たち)』とどっちでいこうか迷ったんですけどね。『ふてほど』ですか。そんな不適切なドラマで、許せないですね!」とコメント。続けて「宮藤は日大芸術学部の後輩で、彼は表です。僕は裏なので」と、自身の“裏口入学”報道をネタにすると、太田光代は「裁判に勝ってるので、あなたは表です!」と訂正していた。
「ふてほど」が大賞に選ばれたことにちなみ、時代による漫才の変化を問われた太田光は「始めたのが88年で、自粛ムード真っ只中で始まっているので、常にどこらへんまで皆さんが許してくれるのかばっかり考えながらやっていた。最近はやれる範囲が狭まっていますが、なんとかくぐり抜けていくのが芸というか、工夫なので」と答えた。
残り1か月となった2024年を象徴する漢字1文字を聞かれる場面も。太田光は「迷」と発表し、「迷走しているっていうか。年々、迷いが深くなっていて、もう迷子です。自分が何をすればいいか分からない」と吐露した。太田光は2025年で60歳を迎える。「この前1時間50分くらいぶっ続けで漫才やったら後半息切れして、歳だなって感じがある。どうしても新人みたいなテンポで漫才やっちゃうので、ネタが走っちゃって。ろれつも回らなくなるし」と衰えを感じたことを明かし、「安定感がある漫才をやりたい」と2025年の目標を口にした。報道陣より、M-1の審査員はやらないのかと尋ねられると「審査員はとてもじゃないけど……。僕がやったら大変な批判がくると思うので」と首を横に振っていた。
また、純烈の後上翔太と元AKB48の横山由依が結婚を発表した話題にも。コメントを求められた太田光は「おめでたい」と祝福し、「まあ、私はもう知ってましたけどね(笑)。そうか発表したのか!」と言い報道陣を笑わせていた。
同アワードでは、ネーミングの重要性の認知を拡大することで、ネーミングの「質と価値の向上」と「普及と啓蒙」を図り、生活文化を豊かに、産業の発展に寄与することを目的に、優れたネーミングを選出、表彰。大賞には、キリンビールが手掛ける「晴れ風」が選ばれた。