ディズニークルーズ、東京港を主要発着拠点に オリエンタルランドが東京都と連携協定を締結

東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは29日、日本を拠点とするクルーズ事業を展開するにあたり、東京港を主要な発着拠点とすることとし、関連する取り組みについて協力していくことを目的に、東京都と連携協定を締結したことを発表した。

ディズニークルーズ(イメージ)【写真:(C)Disney】
ディズニークルーズ(イメージ)【写真:(C)Disney】

2028年度の就航を目指す

 東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは29日、日本を拠点とするクルーズ事業を展開するにあたり、東京港を主要な発着拠点とすることとし、関連する取り組みについて協力していくことを目的に、東京都と連携協定を締結したことを発表した。

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 本協定により、クルーズ事業の実施に向けた環境づくりや、クルーズ事業を通じた心豊かな子どもを育てる活動、多様性を尊重した事業活動および東京臨海副都心地域における賑わいづくりなどにおいて両者で協力し、取り組みを進めていくという。

 今回の発表にあたって同社は、「クルーズ事業の展開に向けて2025年度から造船を開始し、2028年度の就航を目指します。本協定に基づいて東京都と連携し、『ファミリーエンターテイメントクルーズ』という、当社ならではのレジャーを実現するために取り組んでまいります」とコメントしている。

 オリエンタルランドは今年7月、ディズニー・エンタプライゼズ・インクと日本を拠点とするクルーズ事業に関するライセンス契約を締結したことを発表。ディズニークルーズは、米国で1998年に就航以降、現在5隻が運航しており、さらに3隻増え、シンガポールでの就航も予定されている。

 今回のクルーズ事業については、総投資額は約3300億円を見込んでおり、航路は首都圏の港を発着する短期航路が中心に総客室数は約1250室、乗客定員は約4000人のクルーズ船を提供する予定だと伝えていた。

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