伊藤健太郎、カンテレ×FOD新設ドラマ枠で主演 共演に愛希れいか&乃木坂46・弓木奈於
俳優の伊藤健太郎が2025年1月9日にスタートするカンテレ×FODドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』(カンテレ:木曜深夜0時25分/フジテレビ:木曜深夜2時25分 ※放送時間は変更の可能性あり)で主演を務めることが、17日に発表された。カンテレ・フジテレビの木曜深夜に新設されるカンテレ×FODドラマ枠の第一弾となる。
2025年1月9日スタート『未恋~かくれぼっちたち~』
俳優の伊藤健太郎が2025年1月9日にスタートするカンテレ×FODドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』(カンテレ:木曜深夜0時25分/フジテレビ:木曜深夜2時25分 ※放送時間は変更の可能性あり)で主演を務めることが、17日に発表された。カンテレ・フジテレビの木曜深夜に新設されるカンテレ×FODドラマ枠の第一弾となる。
本作は、夢を諦め、自分の気持ちと向き合うことから逃げている主人公が、性格が真逆の2人の女性と向き合い、前向きに変わっていく姿を描く群像劇。伊藤は、漫画編集部で働く主人公・高坂健斗を演じる。健斗がかつて心を開きかけた変わり者の年上派遣社員・鈴木(柿沼)みなみを愛希れいかが演じる。そして、伊藤が演じる健斗が担当する売れっ子アイドル漫画家・深田ゆずを乃木坂46・弓木奈於が演じる。伊藤にとって、この作品がカンテレドラマ初主演となる。
脚本は、数々のドラマの脚本や舞台の演出を手掛け、俳優としても映画『ラストマイル』や舞台『ブラック・コメディ』に出演するなど、幅広く活躍する吉田ウーロン太をはじめとして、「劇団普通」を主宰する石黒麻衣氏、さらに関西テレビ局員である木村氏と中林佳苗氏も参加。複数の脚本家が協力し、Z世代の繊細な感情をより多角的に描いていく。
出演者のインタビューは以下の通り。
◯伊藤健太郎
――今作への出演が決まったときのお気持ちや役柄、似ている点を聞かせてください。
「“普通の男性”という役も久しぶりだったので、新鮮な気分になりましたし、すごくうれしかったです。オフィスでの芝居も久しぶりだったので、日々新鮮で面白いなと思っています。僕は、健斗ほどネガティブになることが少ないので、似ている部分はそんなに多くはないと思います。でも、健斗が仕事や人間関係に対して悩んでしまう部分は、見てくださる方々も健斗に寄り添えるのではないかと思います。ある意味、すごく人間味があり、感情に正直な部分はすごく共感します。特徴がある人間というわけではなく普通の男なので、演じるのは難しいですが、そこはフラットに演じられるように頑張っています」
――愛希れいかと弓木奈於のそれぞれの印象を教えてください。
「愛希さんはすごくしっかりされている方で、現場を引っ張ってくださっているなと感じます。でも、たまにすっとんきょうなことをおっしゃるので、そこは面白いなと思います。弓木さんは、弓木ワールドがあるので、質問が質問で返ってくるみたいな、もうなんか不思議です(笑)。「今、何の話してたっけ?」ってこちらが翻弄(ほんろう)されるような、面白い部分を持っている方です。でも、お二人とも現場にいてくださると和みますし、お二人のおかげですごく楽しい時間を過ごせています」
弓木奈於「伊藤さんは本当に“光っちゃってる”」
◯愛希れいか
――今作への出演が決まったときのお気持ちや脚本を読んだ感想を聞かせてください。
「私自身、現代劇の経験があまりないので、今回、挑戦できることがうれしかったですし、普段は舞台が多いので、映像でこのような役にチャレンジできることはすごく光栄でした。刺さるセリフや共感できる部分が多いので、見てくださる皆さまにも、きっと伝わるものがあると思います。テンポが良くて見やすいうえに、すごくひびくものがあって、最終的にポジティブな気持ちになれるところがステキです。実際に演じてみて、台本を読んだときよりも、かなりコメディーっぽくなっている部分があって、より楽しく見ていただけるのではないかと思います」
――伊藤健太郎と弓木奈於のそれぞれの印象を教えてください。
「伊藤さんは壁を作らない方で、周りの方にすごく自然に気を使って、明るく盛り上げて引っ張ってくださる、とても優しい印象です。そして、お芝居に入った時のスイッチの切り替えが素晴らしくて、たくさん学ばせていただきました。弓木さんは、みなみのセリフにもあるように『顔ちっちゃ! かわいい!』っていうのが第一印象です。取材で初めてしっかりお話したときに、言葉のチョイスが面白い、弓木ちゃんなりの世界観があって、すごく興味深く、不思議でとにかくかわいいです。
◯弓木奈於
――今作への出演が決まったときのお気持ちや脚本を読んだ感想を聞かせてください。
「ドラマを見ることが趣味で大好きだったのですが、これまで演技の経験があまりなかったので、出演が決まったことを知ったときはすごくうれしかったです。ゆずの『助けてあげたい!』と思うような危うさや、ひとりぼっちだと感じている部分を読んで、最初は『大丈夫か?』と思ったのですが、読み進めていくにつれて、私も状況は違いますが、すごく共感できる部分がありました。実際に演じてみて『こんなのかわいい、ステキだな』って想像するだけだったことも、ゆずを演じることでできちゃうこともあったので、ゆずの大胆さや素直さをとても頼もしく感じました。私にとっては挑戦でしたし、恥ずかしさもありましたが、楽しかったです」
――伊藤健太郎と愛希れいかのそれぞれの印象を教えてください。
「伊藤さんは本当に“光っちゃってる”というか、伊藤さんが来ると現場が明るくなりますし、誰に対しても同じ態度で接していて、みんなを引っ張ってくださるので、すごくステキで尊敬できる方だなと感じています。愛希さんは、(ゆずが)ライバル視している役ではありますが、お会いしたらとても優しくて、しっかりされているお姉さんでした。でも、おちゃめな部分も見えてきて、かわいらしい方だなと思います。そして、演技もすごく真摯(しんし)で、とてもお芝居が好きなんだなっていうのがひしひしと伝わってくる、ステキな方です」