秋元康プロデュースの新17人グループ・Rain Tree、デビュー曲メンバーは7人 最終審査で落ちた9人はC/Wで参加
来年1月にデビューする秋元康氏総合プロデュース新ガールズグループ・Rain Tree(レインツリー)の「1stデジタルシングル セレクション最終審査会」が11日、都内で行われた。同グループは昨年4月から始まった“IDOL3.0 PROJECTオーディション”最終審査に残った候補者で結成したFINALIST。だが、先にデビューしたWHITE SCORPIONのメンバー入りはできなかった17人(15~24歳)で、1stデジタルシングルには7人が選抜された。
嗚咽しながら決意表明
来年1月にデビューする秋元康氏総合プロデュース新ガールズグループ・Rain Tree(レインツリー)の「1stデジタルシングル セレクション最終審査会」が11日、都内で行われた。同グループは昨年4月から始まった“IDOL3.0 PROJECTオーディション”最終審査に残った候補者で結成したFINALIST。だが、先にデビューしたWHITE SCORPIONのメンバー入りはできなかった17人(15~24歳)で、1stデジタルシングルには7人が選抜された。
午後6時。17人のうち、活動休止中のミランを除く16人がステージに立った。既に歌、ダンスの審査が約3週間をかけて行われており、この日は自己表現の審査を実施。ファン投票の結果も加味されるとあって、メンバーは笑みを浮かべながら緊張感を口にした。
マキ「今日で決まってしまいますが、皆さんに楽しんでいただけるように頑張りたいです」
リンリン「朝からお腹が痛いです」
そして、1分間の自己PRがスタート。トロンボーン演奏、歌唱、おにぎり作り、バレエ、利き柔軟剤、ダンス、自作アイドル衣装でのソロ歌唱、紙芝居式の歌唱、和太鼓、願いごとを言いながらのクルミ割り、チアダンス、デザイン画説明、歌いながらのラテ作り、自分の殻を破る大声、百人一首、早口言葉と16人全員が別々の特技を披露。個性あふれるパフォーマンスで会場に集まったファン、関係者を盛り上げた。
その後、投票を集計する間に16人全員で楽曲パフォーマンスと課題ダンスを披露。レッスン期間を振り返りながら、「ダンスは苦手ですが、みんな支えがあったからここまで来ることができました」と涙するメンバーもいた。
選抜メンバーは少数の7人と発表。どよめきが起こる中、一人ずつ名前が呼ばれた。サナ、イチゴ、コトリ、ニイ、キナコ、リンリン、マキ。それぞれが嗚咽しながら、思いを語った。
佐藤莉華(サナ)「頑張って良かったなという気持ちと17人で歌えなかった悲しい気持ちがあります。でも、みなさんに感謝です」
遠藤莉乃(イチゴ)「私も複雑な思いですが、この人生をアイドルに捧げるように全力を尽くしていきます」
綾瀬ことり(コトリ)「練習中は不甲斐ない姿を見せてみましたが、これから17人でドームに立てるように頑張ります」
新野楓果(ニイ)「頑張った努力を認めていただけて、うれしいです。デビューシングルは大事なので勢いをつけていきたいです」
加藤柊(キナコ)「アイドルに向いていないと思った時もありましたが、このシングルで頑張ってこの先は17人の姿を見せたいです」
鈴野みお(リンリン)「活動休止になったミランの分も絶対に成功させます。私たちは17人でRain Treeです」
橋本真希(マキ)「ありがとうございます。呼ばれなかったメンバーも頑張ってきたので、私達がこの曲を成功させていきます」
発表を境に17人全員が活動名を新たにした。活動休止中のメンバーを除き、選ばれなかった9人はカップリング曲に参加する。