SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第6回『Ep.06 / 4th Round -Dilemma-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで8日に配信された。今回は4次審査となるクリエイティブ審査に向けて練習するA、B、Cチームの様子が配信された。

　同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。ちゃんみな自身が過去にガールズグループを志すも、見た目や声に対して「No」を突きつけられ、かなわなかった過去を持つ。25年1月11日には、神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。

（※以下、番組の内容に関する記述があります）

　4次審査に進んだ21人が挑戦するのはクリエーティブ審査。3人1組の7チームに分けられたメンバーは、自分たちで歌詞やメロディー、振付を作り、レコーディングも行う。本番では完成したオリジナル楽曲と振付を披露する。

　今回はKOKO、KOKONA、SARAのAチーム、AIKO、JEWEL、HIBIKIのBチーム、KAEDE、KOHARU、MOMOのCチームの合宿の様子が配信された。今回は7チームにヒップホップ、ポップス、R&Bの3ジャンルのトラックが与えられ、A、B、Cチームはポップスのトラックに。

　ちゃんみなは、「ポップスは一番王道。でもちょっとピリッとした強い感じ（のトラック）。なぜ（ポップス担当を）3チームにしたかというと、いろんな種類の曲が出てきやすいトラックなので、チームそれぞれの個性がバンバン出るだろうなと。スタジオに入ったら楽しいと思うよ」と、同じトラックでもチームそれぞれの色が出ることを期待した。メンバーは、与えられたトラックに鼻歌などで仮のメロディーをのせる「プリプロダクション（プリプロ）」から挑戦する。

　Aチームはダンスが得意なKOKO、大型オーディション番組を経験し作詞が得意なKOKONA、ちゃんみなから歌唱力を評価されているSARAが、それぞれ思いついたメロディーを提案。しかしプリプロを経て採用されたのはKOKONAとSARAのメロディーのみだった。

　KOKOは、「本当にやばい。始まってから今が一番ピンチ、一番やばい。不安です」と焦り。「プリプロの時間、つらかった。出来あがったもの（メロディー）はすごくステキで、本当にこれから楽しみになるもの。でも正直な本音を言うと、私が歌ったメロディーはひとつも入っていないんですね」と悔しさをにじませた。自身の特技をアピールするため、「ダンスブレイクを入れてもいいですか」と自らちゃんみなに提案し、振付パートでチームを引っ張った。

　歌唱力やラップスキルの高いHIBIKI、JEWEL、AIKOで結成されたBチームも、プリプロで思いついたメロディーを当てていき、納得のいくメロディーラインが完成。しかしHIBIKIが風邪のため声が出せなくなり、AIKOも発熱により病院で療養するという事態に。合宿途中で1人になってしまったJEWELは、「正直言うと焦り。他のグループが近くにいるので状況は把握できるので、体調もあってグループ的にはピンチな感じ」と不安をにじませた。しかし2人が戻るまで自身のパートを猛練習。まだ決まっていない振付も考えるなど、チームを支えた。

　KOHARU、KAEDE、MOMOで結成されたCチームは、プリプロ前からお互いの思いを語り合う場を作り、すでにメロディーや歌詞も決めた状態に。作詞経験が8年あるKAEDEが率先して歌詞やメロディーを作り、ちゃんみなもダンスと歌唱力を認めるダンス一家出身のKOHARUがチームをまとめ、振付も指導していく。一方MOMOは、「2人がすご過ぎて、ついていけなかった。KOHARUちゃんが『こうじゃない？』って言うとKAEDEちゃんも『それいい！』って。私は会話に全然ぐいぐい入れなくて、私がいなくても成り立つなと思っちゃって……」と焦りを見せた。しかし3人は、それぞれが抱える焦りや悩みを打ち明け、チームとしてまとまりを見せた。21人のチーム分けは以下の通り。

■クリエーティブ審査チーム分け

○クリエーティブ審査チーム分け
・Aチーム
KOKO
KOKONA
SARA

・Bチーム
AIKO
JEWEL
HIBIKI

・Cチーム
KAEDE
KOHARU
MOMO

・Dチーム
ASHA
CHIKA
MAHINA

・Eチーム
JISOO
STELLA
MOMOKA

・Fチーム
SAYAKA
NAOKO
FUMINO

・Gチーム
AMI
KOKOA
YURI