【光る君へ】伊藤健太郎が明かす双寿丸「捨て子で拾われ武術で強く…フラットに人と接する」

俳優の伊藤健太郎が27日、吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHK大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時、27日は午後7時10分)で、自身が演じる双寿丸について同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

双寿丸を演じる伊藤健太郎【写真:(C)NHK】
双寿丸を演じる伊藤健太郎【写真:(C)NHK】

第41回では演じる双寿丸と賢子との仲が深まりはじめる展開

 俳優の伊藤健太郎が27日、吉高由里子が主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHK大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時、27日は午後7時10分)で、自身が演じる双寿丸について同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

 最初に双寿丸という人物について語った。

「双寿丸のバックボーンみたいなものが、もともと捨て子で拾われて武術で強くなっているというキャラクターなんですけど、すごくいい意味で身分の違いとか、そういうものを関係なくフラットに人と接することができる人物だなというのはすごく思っています。悪いものは悪い、いいものはいいという部分だったりとか、好きな人は好き、嫌いな人は嫌いという……立場だったりとかで態度を変えたりすることもない、すごくフラットなすてきな人物だなというのは演じていて思いましたね」

 双寿丸の考え方にも言及した。

「自分がたとえばできないことだったりとか、そういうことに対してコンプレックスに思ってしまう人がいたりだとか、ネガティブにとらえてしまう方が多分、多いとは思うんですけど、双寿丸ってすごくできないことはできないし、だけど自分の強みはここだってセリフにもあるんですけど、『それぞれが得意な役割を担って力を合わせて戦えば負けることはない』というような考え方というのは、本当に僕も台本を読ませていただいていて、セリフを言う時もそうですけど、すごくすてきな考え方だと思いましたね」

 仲良くなった賢子についての思いを語った。

「純粋無垢な女の子という感じですかね。すごく純粋だし、双寿丸に対して向けてくれる思いだったりとかも、賢子を見て真っ白な人だなというのは感じましたね」

 賢子の母・まひろの印象はどうだろう。

「双寿丸に対して、賢子が一緒にいるっていうことは、多分、あの時代でいうと、あまり受け入れ難いことだと思うんですけど、でもまひろさんもちょっとそこは双寿丸と感覚が似ているのかも分からいですけど、身分だったり、そういう部分で違いをつけずに、何でもいいものはいいとして、受け入れる部分だったりとかは、すごくすてきなお母さんだなと思いました。だから賢子もこういう真っすぐさを持って育ったんだろうなと思いましたし、あの親子関係というのがすごくすてきだなと思いましたね」

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