磯村勇斗、映画『八犬伝』で過酷な減量 役所広司は心配「水も飲んでいないような状態」

俳優の磯村勇斗が24日、都内で行われた映画『八犬伝』公開前日先行上映イベントに役所広司と共に登壇。減量についてのトークを展開した。

イベントに登壇した磯村勇斗【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した磯村勇斗【写真:ENCOUNT編集部】

映画『八犬伝』公開前日先行上映イベント

 俳優の磯村勇斗が24日、都内で行われた映画『八犬伝』公開前日先行上映イベントに役所広司と共に登壇。減量についてのトークを展開した。

 本作は、1842年に完結してから200年近くの時を超え、今なおマンガ、アニメ、映画、舞台、歌舞伎と多彩なジャンルで二次創作が行われるなど、現代のエンターテインメントに多大な影響を与え続けている滝沢馬琴を描いた山田風太郎の小説『八犬伝 上・下』を映画化したエンターテインメント大作。磯村は、役所演じる主人公・滝沢馬琴の息子・宗伯を演じている。

 磯村は「台本を見たとき、役所さんが自分の父親という役で共演できることが非常に楽しみでした。憧れの存在でもあったので、現場では緊張していたのですが、ぜいたくで貴重な時間を過ごすことができました」と笑顔を見せる。

 劇中、体を壊してどんどんやせ細っていくという役柄。役所は「死に向かって日に日に痩せていく姿を見て、すごく心配していたんです。水も飲んでいないような状態で、本当にあの世に行ってしまうんじゃないかと思っていたんです」と親のような目線を向ける。

 さらに役所は「磯村君が減量をしていたので、現場でダメだなと思いつつも、磯村くんに減量が終わったあと『何が食べたい?』と聞いたんです」というエピソードを披露すると、磯村は「減量が終えたあと、まずは回復食を食べたのですが、そのあとラーメンを食べました。豚骨ラーメン。沁みました」と笑顔で振り返っていた。

 またこの日は、東京五輪、パリ五輪で金メダルを獲得した柔道家の阿部一二三も、映画の応援に駆けつけた。映画を観たという阿部は「本当に病的な痩せ方で。顔も目もこけていた。相当大変な減量をしたんだろうなって思いで見ていました」と磯村の姿勢に感嘆していた。

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