金子恵美氏、夫の兵庫県知事選“不出馬”表明を謝罪「出馬宣言もしてないのに、突然、不出馬宣言をされても…」
元衆院議員の金子恵美氏が23日、水曜レギュラーを務めるABC『newsおかえり』(月~金曜午後3時40分)に生出演。夫で元衆院議員の宮崎謙介氏が22日に自身のYouTubeで突然、兵庫県知事選(31日告示、11月17日投開票)への“不出馬”を表明したことについて「お騒がせして申し訳ありません」と謝罪した。
出馬検討していた宮崎謙介氏「一身上の都合によりまして…」
元衆院議員の金子恵美氏が23日、水曜レギュラーを務めるABC『newsおかえり』(月~金曜午後3時40分)に生出演。夫で元衆院議員の宮崎謙介氏が22日に自身のYouTubeで突然、兵庫県知事選(31日告示、11月17日投開票)への“不出馬”を表明したことについて「お騒がせして申し訳ありません」と謝罪した。
22日に宮崎氏は公式YouTubeの緊急生配信で「兵庫県知事選挙に真剣に立候補しようと考えておりました。ですが、一身上の都合によりまして、それをちょっと断念するということをこの場をもってご報告したいと思ってます」と報告した。出馬表明もしていなかったが、「私もこの2、3か月間、真剣にこの問題と向き合って、本気で考えて、いろいろ自分なりに調べて取材をしたわけなんです」と話しつつ「ですけども、まあちょっと自分自身の中でいろんなことがありまして。一身上の都合としか申し上げられないですけど」などと理由を明かすことなく“撤退”するとした。
日替わりMCのABC・武田和歌子アナウンサーは「金子さんが第一声でスタジオの中で“申し訳ございません”とおっしゃいましたけれど」とオンエア前の金子氏の様子に触れ、「どんな状態だったんですか。金子さんとのお話の間でも」と問いかけた。金子氏は「本人が言ってた通り、2、3か月間は本気でいろいろと調べたりとか情報収集は確かにしてたので本気っぽかったんでしょうね。ただ唐突感がきっと皆さんにあって。出馬宣言もしてないのに、突然、不出馬宣言をされてもっていう風なのが皆さんの中で困惑だと思います」と説明した。
笑いも起こる中、メインキャスターの同局・横山太一アナも「確かに出馬表明の動画って見ることありますけど、出馬断念の動画ってあんまり見ることないですね」とコメント。金子氏は「本人が言った通り、今回は(出馬)しないわけですけれども、少しでもお騒がせして申し訳ありませんっていう感じですね」と謝った。
武田アナが「夫婦向き合って会話する時間もしっかりとられたんですね」と確認すると、金子氏は「そうですね。まあまあ、本人とは……。夫婦別人格とはいえ、夫婦でいろいろとやっていかなきゃいけないし、見え方も一緒に見えるところもあると思うので、そこはちゃんと対話もしていたんですけれども。たぶん本人はこれをしっかりと言いたかったんだろうなとは思います。この数か月間で」と思いを代弁した。はるかぜに告ぐ・とんずが「金子家のニュースじゃないですか」とつっこむと、金子氏は「私的なね。ホントに申し訳ない」と平身低頭だった。
武田アナが「(宮崎氏は)数々、取材をなさってますから、自分の中でも“やってみたい、やりたい”って気持ちは何となく感じるところはありますか」と質問すると、金子氏は「政治に対しての思いっていうのは、この兵庫県知事選挙だけではなく、広く、常にいろいろと情報収集したり、自分なりの考えを持っているのは事実ですね」と返答。直後に弱々しい声で「すいませ~ん。お騒がせして」と再び謝罪した。
作家の今村翔吾氏は「情熱があるのはいいんじゃないですか。興味なくすよりいいと思うし。いろいろあっても伊藤博文みたいなのもいるから。昔いろんなスキャンダルあって、総理大臣何回もやってる方もおられるし」とフォロー。金子氏は「(伊藤博文は)もともと兵庫県の知事ですよね」とたくましく反応していた。