大谷翔平、三振後の一瞬の行動を川崎宗則が称賛「ホントに僕ら応援する方もうれしい」

米大リーグ、ブルージェイズなどでプレーし、独立リーグ・栃木に所属する川崎宗則が21日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に東京からリモート出演。大谷翔平が所属するドジャースが同日、メッツを破って4勝2敗としてワールドシリーズ進出を決めたことについてコメントした。

大谷翔平【写真:ロイター】
大谷翔平【写真:ロイター】

関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』

 米大リーグ、ブルージェイズなどでプレーし、独立リーグ・栃木に所属する川崎宗則が21日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に東京からリモート出演。大谷翔平が所属するドジャースが同日、メッツを破って4勝2敗としてワールドシリーズ進出を決めたことについてコメントした。

 ドジャーブルーのネクタイを着用して登場した川崎は「勝てて良かったです」と話すと、ポストシーズンの大谷の調子について「翔平さん自身は初めてのポストシーズンということで、すごくやる気に満ちあふれていたと思うんですけど、状態は非常にいいです。バッティングの状態も非常に良くてですね、僕は何も心配してないっていう感じです」と太鼓判を押した。

 大谷の得点圏打率.667について「すごいことなんですよ。これは歴史的記録で。やっぱりランナーがいたら集中力がかなり増すという翔平さんのバッティングスタイルは、ポストシーズンならではなんで。もちろん、ランナーがいないときも打ってほしいんですけども、今回のこの成績はすごいことだと思います」と絶賛した。

 大谷にとって悲願だったワールドシリーズ出場。相手は名門ヤンキースでライバルのアーロン・ジャッジがいる。川崎は「2人(大谷、ジャッジ)以外の選手もすごいんですけど、特に注目されてるのがこの2人なんで。とにかく、ドジャースだったら、ジャッジをどうやって抑えるか。ヤンキースだったら、どうやって翔平さんを抑えるかっていうことが一番最初のミーティングになると思います」と2人の出来が勝敗に直結するとした。

 川崎は「翔平さんのプレーははつらつとしていて、勝ち負けを飛び越えてるんですよ」と言うと、「彼が打てなくてもベンチで仲間を鼓舞したり、励ましたりしてる姿が、僕らは野球人としてうれしいんです。自分のプレーだけでなく、ほかの人も幸せにできる翔平さんを僕はいつも感謝してるし、すごいなと思ってます」と思いを吐露した。

 川崎が「1回、三振をしてベンチに帰ってきたときにですね、座る前に次のバッターを応援してたことがあったんです。今回のポストシーズンでも。そういう姿っていうのは、さすが、ホントに僕ら応援する方もうれしいですし」と一瞬の場面を口にすると、ハイヒール・リンゴは「みんな、よう見てますね。一挙手一投足を」と感心した。

 大谷ファンの元プロテニスの沢松奈生子氏は「結構ベンチが映ることがあるので、打ってるとき以外の大谷さんを見るっていうのも、お人柄が分かって楽しいですよ」と声を弾ませた。リンゴは「(大谷は)気ぃ抜けないですよね、でも。ちょっと鼻かきたいときとかあるかもしれないじゃないですか」と気遣い、川崎も「鼻ほじれませんよ」と同調した。

 最後にMC・青木源太アナウンサーから、26日開幕のワールドシリーズをフジテレビ系で全試合生中継すると発表されると、沢松氏は「すご~~い!」と歓喜した。

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