安住紳一郎アナ、亡きピーコさんとの思い出を回顧「金曜日は一緒にご飯」「遅刻が嫌いで電車を乗り継いで」
タレントでファッション評論家のピーコさん(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)が9月3日、敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で死去していたと報じられていることを受け、TBSの安住紳一郎アナウンサーが21日、自身がMCを務める『THE TIME,』(月~金曜午前5時20分)で故人との思い出を語った。安住アナとピーコさんとは情報番組『ジャスト』など複数の番組で共演し、「家族のように接していただいた」と振り返った。
MCを務める『THE TIME,』でコメント
タレントでファッション評論家のピーコさん(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)が9月3日、敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で死去していたと報じられていることを受け、TBSの安住紳一郎アナウンサーが21日、自身がMCを務める『THE TIME,』(月~金曜午前5時20分)で故人との思い出を語った。安住アナとピーコさんとは情報番組『ジャスト』など複数の番組で共演し、「家族のように接していただいた」と振り返った。
この日の『THE TIME,』をピーコさんと安住アナのVTRを長尺で流し、2人の関係性を振り返った。ピーコさんが「安住は顔はいいけど、人柄が悪いわよ」と毒舌を放つ場面、ラジオ番組で「安住は(私が)TBSに来ていると、(楽屋に)顔を出してくるから、安住のことは忘れないのよ」と実感を込める声も紹介された。
その後、安住アナはスタジオで「悲しいですけど、当時のやり取りを見ると『面白いな』と思います」とコメント。訃報を伝える新聞記事を読んだ後には、TBSとフジテレビで局をまたいで継続していた『辛口ピーコのファッションチェック』について説明した。
「もともとはTBSの『3時にあいましょう』でスタートして、その番組がなくなったので、フジテレビの『ビックトゥデイ』というワイドショーに引き継がれて、そして、その後また再び『ジャスト』という番組で(TBSに)戻ってきたんです」
そして、「(ピーコさんは)遅刻が嫌いで必ず地下鉄と電車を乗り継いでこられました」と振り返り、「ファッションとシャンソンが大好き。私は金曜日、必ずピーコさんと一緒にご飯を食べる生活を10年ぐらいしていましたし、本当に家族のようでした」と回顧。「ファッションが好きだったんですが、最初は倉庫係になっていろんな段ボールが運ばれて『そこじゃない。あっち、あっち。違うのよ』と言っているうちに、『ピーピー言う男の子』ということで、そこでピーコという名前がついたんですよね」と『ピーコ』の由来も説明した。
最後に「昭和19年、横浜生まれ。いろんなことを体験され、私達にいろんな熱いものをぶつけ、伝えてくださいました。本当に本当に残念でなりません」とコメント。その目は赤くなっていた。