タレントの上沼恵美子が20日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』（日曜午前11時40分）に出演。ロケバス内での20代女性に対する性的暴行などの疑いで書類送検され、吉本興業からマネジメント契約を解除された元ジャングルポケットの斉藤慎二について、厳しいコメントで断罪した。

　上沼は「私が腹立つのはね、何の興味もないんです、ないんですがね、ロケバスでそういうようなことするっていうことが、何の番組やったか知らんけど、番組をなめとるな。職場やで。ロケバスに入ったらもう始まってるんですよ。カメラ回ってんのと一緒やで。それをバカにしたというか、軽く見た番組だったのかな。東京都内かどっかで止まってたらしい。そこでそんな行為とか、そういう気持ちになったっていうのが番組をなめ腐っとるわと思って。それが腹立つねん」とぶち切れた。高田純次も「おっしゃる通りですね」と同調し、「マジメぶって言ってんじゃなくて。聖域なんですよ」とヒートアップ。「汚しとるわ」と言い放った。

　本村健太郎弁護士が「仕事中だっていうのが大問題だっていうのはよく分かりますけど、それは置いといて。一応、1人の人間、加害者と被害者で、これが犯罪なのかどうなのかっていうのが一応、一番大事なことなんですね」と説明。不同意の範囲が拡大されたとした。

　その後、上沼は「あるまじき行動やな。ロケバスはそういう場所やないのでね」というと、「ロケバスの中で日傘差してる女優さんおって」と告白。傘を開いたときに骨が顔に当たったと話して笑わせたが、「そういうのでもかわいいわ。こんな（斉藤の）こと思ったら」とピシャリ。「よくもまあ、なんだろう、病気やな、こりゃ。ホンマ病気やなと思いますよ。なめたもんやなと思うんですよ。仕事っていうのをね」と怒りは収まらなかった。