【光る君へ】見上愛「すごくショックだった」 一条天皇のラストに感じた“悲しみ”
俳優・見上愛が20日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で演じる中宮・彰子への思いなどを同ドラマの公式ホームページで、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画「君かたり」で明かした。
中宮・彰子を熱演 第40回では意に反して敦成が東宮に
俳優・見上愛が20日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)で演じる中宮・彰子への思いなどを同ドラマの公式ホームページで、注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画「君かたり」で明かした。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
第40回では相談されずに次の東宮を敦成と決められた。
「そこまで信頼されていなくて、自分が存在がないもののように扱われるとは思っていなかったので、すごくショックだったし、帝の思いを引き継ぐっていうことを帝とも約束していて、それを彰子自身も大事にしていると思うので、その帝の大切にしてきた思いとか考えを無視されるようなことをされると、もちろん悲しいとか怒りもありますけど、自分だけの問題ではなく国全体の問題として受け止めている部分も結構あったんじゃないかなと思います。このままお父さん(道長)が暴走していくかもしれないと思うと、それをどうにかして自分が止めていかなきゃ、という気持ちになりましたね」
見上は敦康親王についての思いも明かしている。
「最初の赤ちゃんの時とか子どもの時とかは、一条天皇と同じくらい“生きる希望”だったと思うんですよね。まひろもすごく世界を広げてくれたと思いますけど、やはり敦康親王がいたから守るべきものができたり、自分が生きていく目的みたいなものも見えたと思うので、そういう意味ですごく大切な存在でしたし、やはり母親としてという立派に成長もしてほしいし、ゆくゆくは一条天皇の思いとか志を継ぐような東宮になってほしいというふうに思いながら、とにかく大切に思っていたと思います」
そして、一条天皇の最期についても言及した。
「あんなに心を開いてくれていなかったし、私もずっと思い続けていたけれど心は開いた感じではなかったので、そこからだんだん2人が通じ合って思いも同じくして、いろんな考え方とかも共有して、良き夫婦になっていたさなかでの死だったので本当に悲しかったです」