テレビ朝日、亡き西田敏行さんに感謝とお悔やみ「『ドクターX』が愛される作品となった立役者」
テレビ朝日は17日、俳優・西田敏行さん(享年76)の訃報を受けてコメントは発表した。2000年10月7日から放送のドキュメンタリー番組『人生の楽園』(土曜午後6時)でナレーションを務め、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズで・蛭間重勝役を務めたことに感謝。その上で、最大の賛辞を送っている。
76歳で急死、人生最期の日も「仕事の予定だった」
テレビ朝日は17日、俳優・西田敏行さん(享年76)の訃報を受けてコメントは発表した。2000年10月7日から放送のドキュメンタリー番組『人生の楽園』(土曜午後6時)でナレーションを務め、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズで・蛭間重勝役を務めたことに感謝。その上で、最大の賛辞を送っている。
(以下、全文)
あまりにも突然の訃報を受け、驚きと悲しみに包まれております。テレビ朝日でも本当に多くの番組にご出演をいただきました。
「人生の楽園」では温かみのあるナレーションを20年にもわたりつとめていただきました。また、数多くのドラマは西田さんの存在なしでは決して生まれないものばかりだったと思います。
その圧倒的な存在感に裏打ちされた西田さんの表現は、まさに余人をもって代えがたいものでした。中でも「ドクターX~外科医・大門未知子~」では…米倉涼子さん演じる大門未知子に相対する・蛭間重勝役としてご出演され、先日の記者会見でも、「演じる愉しさを存分に味わえ、キャリアの中でもベスト5に入る幸せな時間だった」と感慨深いコメントをいただいております。アドリブを交えた丁々発止のやり取りが特徴で、作品の名物となりました。西田さんは、「ドクターX」が日本中から愛される作品となった、紛れもなくその立役者でした。
西田敏行さんの長年のご功績に、深甚なる感謝を申し上げますとともに、心よりお悔やみを申し上げます。
所属事務所の関係者によると、西田さんはこの日も仕事の予定があったという。そして、正午過ぎ、都内に自宅に迎えに来た付き人が倒れている西田さんを発見。付け人は事務所に電話を入れ「これから救急車を呼ぶ」と伝えていた。同関係者は「亡くなったことは事実ですが、詳細はまだ把握できていません。今後、(西田さんの)公式サイトで正式発表されると思います」と回答。突然のことで、西田さんは周囲は対応に追われている。