俳優・吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部（まひろ）を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』（日曜午後8時）。第39回では、賢子（南沙良）の父親が道長であることを、惟規（高杉真宙）が父・為時（岸谷五朗）にバレてしまうような発言をしたり、その後、うれしい展開や思いがけない事態となる様子が描かれた。SNSではまさかの急展開に悲痛な声があふれた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　惟規は、まひろが里帰りした際、持参したみやげが左大臣の道長（柄本佑）からの賜り物で、賢子にはぜいたくな品があったことで、「やっぱり自分の子はかわいいんだな」と言ってしまう様子が描かれた。賢子の父親が道長であることを知らない為時は驚いた。その後、惟規が従五位下に出世するなど惟規をめぐる大きな動きが描かれた。為時が越後守に任じられると、惟規が父を越後まで送っていく流れになったが、道中、惟規は突然、体調が悪くなり倒れてしまった。越後の国府に着いたものの病床の惟規は、「左大臣様に賢子のこと…」と、賢子と道長のことを気にしていたが、息も絶え絶えの中、辞世の句を残して亡くなった。

　SNSでは「嫌だよ」「あっけなさすぎる」「何で」「ウソだろ」「逝かないで」「やめてー」「急展開過ぎる」「突然過ぎる」「つら過ぎ」「ショック過ぎる」「あっと言う間」「生きてくれ」「涙止まらない」「泣くわ」「号泣」という声であふれた。