米最大の格闘技団体「UFC」に挑戦する前RIZINバンタム級王者・朝倉海が12月8日（日本時間）に米ラスベガスのT-Mobileアリーナで開催される「UFC 310」でアレシャンドレ・パントージャを相手にUFC世界フライ級王者のタイトルマッチに挑むことが13日に発表された。

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　朝倉は2023年末にRIZINバンタム級王座を獲得後、今年6月に同王座を返上すると同時に、最高峰の総合格闘技団体であるUFCに挑戦することを発表。どの階級で戦うのか、いつどこでデビューを果たすのか、そして対戦相手が誰になるのかと大きな注目が集まっていた。

　朝倉が初陣で挑むのは世界王者の称号をかけたタイトルマッチ。世界フライ級王者のパントージャと5分5ラウンドで戦うこととなった。デビュー戦でタイトルに挑戦するケースは極めて珍しく、歴史的な一戦となる。

　対戦相手となる現王者のパントージャはブラジル出身の34歳。23年7月にブランドン・モレノとの激闘を制して王座を奪った後、12月には当時ランキング2位（現1位）のブランドン・ロイバルを相手に初防衛に成功。さらに今年5月、スティーブ・エルセグを退け、2度目の防衛を果たした実力者だ。

　同大会は、動画配信サービス「U-NEXT」で生ライブ配信される。朝倉は「UFCのデビュー戦が決まりました。日本時間12月8日、皆さん応援してください。是非U-NEXTで観てください！」と呼びかけた。