染谷将太、ジャッキー・チェンに憧れ役者に「共演したいっていまだに思っています」

俳優の染谷将太が12日、都内で行われた映画『若き見知らぬ者たち』の公開舞台あいさつに磯村勇斗、岸井ゆきの、福山翔大、内山拓也監督とともに出席した。

公開舞台あいさつに出席した染谷将太【写真:ENCOUNT編集部】
公開舞台あいさつに出席した染谷将太【写真:ENCOUNT編集部】

映画『若き見知らぬ者たち』の公開舞台あいさつ

 俳優の染谷将太が12日、都内で行われた映画『若き見知らぬ者たち』の公開舞台あいさつに磯村勇斗、岸井ゆきの、福山翔大、内山拓也監督とともに出席した。

 タイトルにかけて「名もなきころに夢みていたこと」を聞かれた一同。磯村は「僕はずっと役者やりたいと言ってきた。役者しかなかった。そこからまったく逸れることなく、まっすぐ役者やりたいと言ってきたので、役者だけです」と揺るがない意思を紹介した。

 続く染谷も「自分も子どもの頃から役者をやってしまっていたので……」としながらも「強いて言えばジャッキー・チェンになりたかった」と回答した。「ジャッキー・チェンが好きで、映画に。そこが入口だったので。でもある時になれないって気付いた。でもそのまま職業にできてよかった。ずっとジャッキーと共演したいっていまだに思っています」と熱望した。

 本作は2020年に『佐々木、イン、マイマイン』で、若者から圧倒的な支持を得て、各界の著名人からも大絶賛され、新人賞を総なめした内山監督の商業長編デビュー作。フランス・韓国・香港・日本の共同制作であり、一人の青年が、自分の中にある“最後の砦”と向き合う生き様が苛烈に描かれる。

 磯村と染谷は親友役で初共演を果たした。染谷は「現場ではじめましての状態でそのまま2人のシーンになった。お芝居がはじまった瞬間、この人昔から知っている気持ちにさせてくれた。何もしていなくても自然に親友という空気が流れた。鳥肌が立ちました」と初対面で息ぴったり共鳴できたという。

 磯村も「特に何も役やプランを話すことなくスタートしたけど、『こうやってかもし出すんだ』と思った。僕も染谷くんでよかったと思う。僕にとっては1番明るいというか、家族とも違うし、とても大事な関係性のシーンだったので染谷将太くんに引っ張ってもらいました」と感謝した。

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