岸井ゆきの、団地育ちで3階建てに憧れ 夢のマイホーム建設は「かなっていません」
俳優の岸井ゆきのが12日、都内で行われた映画『若き見知らぬ者たち』の公開舞台あいさつに磯村勇斗、福山翔大、染谷将太、内山拓也監督とともに出席した。
2階ではなく3階の理由は「家の中に階段があることに憧れ」
俳優の岸井ゆきのが12日、都内で行われた映画『若き見知らぬ者たち』の公開舞台あいさつに磯村勇斗、福山翔大、染谷将太、内山拓也監督とともに出席した。
タイトルにかけて「名もなきころに夢みていたこと」を聞かれた岸井は、「3階建ての家に住みたかった。絵を描いていましたね。小さい頃は3階建ての夢のマイホームをよく落書きしていました」と明かした。
2階建てではなく3階建てである理由については「団地で生まれて団地で育っているので、家の中に階段があることに憧れていた。3階建てだともう1回上れるじゃないですか(笑)。あとはシルバニアの影響もあるかも」。マイホームを建てる夢は「かないません! かなっていません。今後考えたい」と笑った。
本作は。2020年に『佐々木、イン、マイマイン』で、若者から圧倒的な支持を得て、各界の著名人からも大絶賛され、新人賞を総なめした内山監督の商業長編デビュー作。フランス・韓国・香港・日本の共同制作であり、一人の青年が、自分の中にある“最後の砦”と向き合う生きざまがこれでもかと苛烈に描かれる。
岸井は、磯村扮(ふん)する主人公・彩人の恋人である日向を演じた。「ずっといっぱいいっぱいだった。日向の受け止め続ける力に自分が負けそうになることもあった。とにかく感情を我慢することを心がけた。我慢するってすごく大変なこと。くじけそうになる瞬間もあって、その度にみなさんに支えてもらっていました」と撮影を振り返った。
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【写真】『若き見知らぬ者たち』公開舞台あいさつ 別カット