白石麻衣、30代突入で「健康には敏感に」 初共演した反町隆史は「かっこいい」
俳優の白石麻衣が、10月8日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(火曜午後9時)で元ヤンの女性刑事役に挑む。このたび、囲み取材に応じ、反町隆史との初共演への思いや役柄との共通点、撮影の裏話などを明かした。
10月8日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』に出演
俳優の白石麻衣が、10月8日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(火曜午後9時)で元ヤンの女性刑事役に挑む。このたび、囲み取材に応じ、反町隆史との初共演への思いや役柄との共通点、撮影の裏話などを明かした。
反町&杉野遥亮がダブル主演を務める同ドラマ。人情味あふれる昭和刑事・飛鷹千寿(ひだか・せんじゅ/反町)とクールな令和刑事・不破利己(ふわ・としき/杉野)のバディーが、迷宮入り寸前の実質“オクラ(お蔵入り)”状態な事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメント作品。
白石演じる結城倫子(ゆうき・りんこ)は、捜査一課特命捜査情報管理室・通称“オクラ”所属の女性刑事。元ヤンキーで勝ち気な性格。オクラの前に所属していた“組対”(組織犯罪対策部)では、ヤクザ30人を組ごと病院送りにしたと警視庁内でウワサになっている。利己がオクラに来てからは、考え方の違いで度々ぶつかり合う千寿と利己の間に入り、仲を取り持つ立ち位置だ。
白石は、オファーについて「素直にすごくうれしかったです。反町さん主演ということで、私も『GTO』や『ビーチボーイズ』を見て育ってきたので、昔から大スターだと思っていました。そんな方と同じ作品でお仕事できることがすごく楽しみでした。自分にとっても素晴らしい経験になる機会と思ったので、撮影が本当に待ち遠しかったです」と振り返った。
クランクインしてから約1か月が経過。反町の印象について、「本当に誰に対しても優しい方。かっこいいなと思います」と尊敬のまなざしを向けた。
演じる倫子については、共感できる部分もあるという。「倫子は曲がったことが嫌いで、真っすぐに生きている女の子。私自身も、寄り道せずに真っすぐ進むタイプなので、その点は似ているなと感じます。言葉遣いは違うけれど、そこはしっかりと強く伝えられるように意識しています」。
倫子は、ケンカっぱやい一面もあるため、利己に対して手が出てしまうシーンも多い。「監督から『もっと思いっきりいっちゃっていいよ』と言われることもありました。普段、人をたたくことがないので加減が分からなくて緊張しましたが、本番は1発勝負だという気持ちで挑んだら、結構いい音が出て安心しました。杉野さんは『大丈夫』って言ってくれたけど、絶対痛かっただろうなと思います」と、撮影現場での慣れない体験を振り返った。
アイドルを卒業してから4年。これまで多くの役を演じ、着実にステップアップを続けているが、明確な目標は決めていない。「私は目標を立てるタイプではなく、今の自分に合ったペースで進んでいくことが好きです。欲張りたくないですし、目の前のことに集中していきたい。女優業だけでなく他のお仕事も好きなので、両方を楽しみながら、お芝居には常に全力で向き合っていけるようにしています」。
多忙なスケジュールの中、体調管理にも気を使うようになったようだ。「30歳を過ぎてから、健康には敏感になりました。20代の頃は食べ物もあまり気にしていなかったけど、今は魚をメインに摂る食生活に変えたり、水をたくさん飲んだり、健康診断にも頻繁に行くようになりました。私は心配性なので、物にお金をかけるよりも、自分の体調を整えることに力を入れています」と、堅実な一面ものぞかせた。