インターバル中に高速タイマッサージ 凶悪犯罪に手を染めた元囚人、判定負けもタフさ光る
格闘家のYA-MANがプロデュースする格闘技イベント「FIGHT CLUB.2」が5日、行われている。84キロ契約の第5試合では阿部大治(第10代DEEPウェルター級王者、第11代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)がコントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ)に3-0で判定勝ちを収めた。
セコンドが被弾部位に高速で
格闘家のYA-MANがプロデュースする格闘技イベント「FIGHT CLUB.2」が5日、行われている。84キロ契約の第5試合では阿部大治(第10代DEEPウェルター級王者、第11代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)がコントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ)に3-0で判定勝ちを収めた。
RIZINファイターである阿部が「FIGHT CLUB」にやってきた。対戦相手のコントゥアラーイは凶悪犯罪に手を染めた元囚人。囚人の格闘技大会で優勝し、刑期が縮まった経験がある。前日計量で2.55キロオーバーしている。
元囚人のタフさが光った戦いだった。1Rから阿部の速いパンチやローキックが確実にヒットするもコントゥアラーイは笑顔で全く気にしていない。打撃をもらうたび、会場に鈍い音が響いていたが決して効いている素振りを見せることはなかった。
タフさの秘密はインターバルにあるのだろうか。コントゥアラーイのセコンド陣は休憩の間、高速で“タイ式マッサージ”。被弾した部位を流しているようだった。
同大会を巡ってはYA-MANと対戦予定だった木村“フィリップ”ミノルが大会2日前に大麻所持の疑いで逮捕され欠場に。メインカードが消滅した。また、その影響でPPV配信が無料放送へと変更になった。