俳優の観月ありさが3日、都内で行われた、フジテレビ系連続ドラマ『オクラ～迷宮入り事件捜査～』（10月8日午後9時スタート）の制作発表に出席。約22年ぶりに火9ドラマに出演できることを喜んだ。

　同作は、実質お蔵入りしてしまった未解決事件を追う部署、通称「オクラ」に属する昭和刑事の飛鷹千寿（反町隆史）と、クールな令和刑事・不破利己（杉野遥亮）のジェネレーションギャップバディを中心に描くヒューマンミステリーエンターテインメント。フジテレビの「火9ドラマ」枠は、約9年ぶりに復活した。

　科捜研のマドンナで、千寿の元妻役を演じる観月。ドラマ『ナースのお仕事』以来、約22年ぶりの火9ドラマ枠への出演となり「ナース姿ではないです（笑）。科捜研の白衣です」と笑顔を見せ、出演できたことを「この枠は、9年くらいなくなっていた枠で、この作品から復活するということで、思い入れのある枠なので、また出演できてうれしいなと思っています」と喜んだ。

　現場の雰囲気については「22年経っているので、当然のことなんですけど、スタッフの方、プロデューサー、監督もそうですし、技術のみなさん、各部署のみなさんそうなんですけど、とても若返っていて」と言い、「技術スタッフには女性が多くなってきたなと思っていて。男性に負けないくらい活躍している。女性が現場に多くなったという印象は改めて感じました」と語った。

　また、反町との共演は同作が初。この日ともに登壇した反町は「（観月のことは）テレビでよく見ていたので、元妻役ってことで、ものすごくうれしくて」と声を弾ませ、「初めて共演しましたが、昔から知っている感じがあって。芝居とかなくて、雰囲気が出ているなと思ったので、すごく良かったです」と口にした。

　観月は「昔から拝見はしているんですけど、共演機会がなかった。今回、元夫婦役なので、距離感が近い役なんですけど、お互い同じ時代を戦っているよねってことで共通する話題もあったりして、初共演ではあるんですけど、そういった意味では距離感が近い感じを表現しやすかったと思います。ご一緒できてとてもうれしく思います」と吐露した。

　また、同作の内容にちなみ、この秋達成したいことを聞かれる場面も。観月は「断捨離がしたい」とコメントし、「もったいないからといって捨てないと、本当に物にあふれちゃって。新年を迎える前に、ぱっと断舎離して。すっきりさせてから新年を迎えたい」と意気込んだ。

　制作発表には、杉野、白石麻衣、中村俊介、平山祐介、宇梶剛士、橋本じゅん、青木さやか、前田旺志郎も登壇した。