安達祐実、『べらぼう』で“高校生以来”26年ぶり大河出演 女郎屋の女将役に「年齢を重ねてきたんだと感慨深い」

俳優の安達祐実が27日、来年1月5日放送スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』に出演することが発表された。大河ドラマへの出演は1999年『元禄繚乱』以来、26年ぶりとなる。

安達祐実
安達祐実

横浜流星主演で来年1月5日放送スタート

 俳優の安達祐実が27日、来年1月5日放送スタートのNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』に出演することが発表された。大河ドラマへの出演は1999年『元禄繚乱』以来、26年ぶりとなる。

 本作は、18世紀半ばの江戸が舞台。江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった、横浜流星演じる主人公の“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸にした痛快エンターテインメント。脚本は森下佳子氏が手掛ける。

 安達が演じるのは、吉原の女郎屋「大黒屋」の女将・りつ。大黒屋の女将として、駿河屋(高橋克実)、松葉屋(正名僕蔵)、大文字屋(伊藤淳史)、扇屋(山路和弘)らとともに吉原を取りまとめ、蔦重の後見となる。のちに女郎屋を廃業し、芸奴の見番となった後は、蔦重が手掛けた「富本本」や「浄瑠璃本」の出版に大きな影響を与えることになる人物だ。

 今作への出演にあたって、「大河ドラマは、高校生の時に出演した『元禄繚乱』以来になります。大人になってから、もう1度大河ドラマに出演したいという思いが強くなっていたので、オファーを頂いた時は本当に嬉しかったです」と喜びをコメント。

 続けて、「横浜流星さんとは、数年前にドラマで共演経験があり、ご本人の真面目さやひたむきな姿勢がすてきだなと思っておりましたので、今作でまたご一緒させて頂けるのが楽しみです」と心境も明かし、「今作では女郎屋の女将という役どころで、私も牛耳る立場の役をやれるようになったんだな、年齢を重ねてきたんだな、と改めて感慨深い気持ちです。りつのさっぱりとした性格や、それでいて可愛らしいところもある人柄を伝えられるように演じたいと思います。そして、浅草は私が生まれ育った街です。昔ながらの文化もあり、最近は再び活気付いている様子もあり、とても楽しい街です。このようなご縁をいただき、嬉しく思います」と役柄について語った。

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