朝倉未来が「天才」と認めた18歳・秋元強真が豪語「10代のうちにベルトを」 RIZINデビュー戦へ「ワクワク」

格闘技イベント「RIZIN.48」(29日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が27日、都内で行われた。第3試合で金太郎(31=アメリカン・トップチーム)と対戦する秋元強真(18=JAPAN TOP TEAM)が現在の心境を明かした。

「RIZIN.48」会見に登場した秋元強真【写真:ENCOUNT編集部】
「RIZIN.48」会見に登場した秋元強真【写真:ENCOUNT編集部】

試合前記者会見「圧倒的な実力差で勝ちたい」

 格闘技イベント「RIZIN.48」(29日・さいたまスーパーアリーナ)の試合前記者会見が27日、都内で行われた。第3試合で金太郎(31=アメリカン・トップチーム)と対戦する秋元強真(18=JAPAN TOP TEAM)が現在の心境を明かした。

「いい感じの緊張感もあって、ワクワクもしていて早くやりたいです。早く計量をしたいですね」

 RIZINデビュー戦を2日後に控え、落ち着いた表情で語った。

 2006年生まれの秋元は、朝倉未来もYouTubeチャンネル上で「天才としか言いようがないですね。こういう天才がたまに現れるんですよ」と語るなど、MMA界期待の逸材の一人だ。

「(RIZIN)はずっと目標にしてた舞台。まだ年齢も年齢で実力を証明できてないんで、今回は圧倒的な実力差で勝って証明したいです」

 直近ではABEMAオリジナル番組『格闘代理戦争-the max-』内で、所英男にも勝利経験のある実績十分なアラン“ヒロ”ヤマニハ(38=ブラジル)に2R・TKO勝ちを収めるアップセットを起こした。

「前回のヤマニハ選手との試合はだいぶでかかったと思うんですけど、周りからはやっぱり(ヤマニハ選手の)減量だったり、コンディションが悪かったから勝ったんじゃないかみたいな声が多いんで、今回勝てばだいぶ(実力の)証明になるかなと思っています」

 対戦する金太郎はMMA30戦のキャリアを持つベテラン。近年は堀口恭司らも所属するアメリカン・トップチーム入りし米国で腕を磨いている。

「やっぱりフィジカルが相当強いなっていうのと、1発もらったら危ない攻撃を持っているなっていう印象です。スピードとリーチは自分のほうがあると思っている。金太郎選手は選択肢として組むしかなくなると自分では思ってるんで、組んできても向こうが消耗するだけなので最終的にKOをしたいなと」

 さらに、「海外も将来的には行きたいと思っているけど、今は全く考えていない。(ベルト)は10代のうちに巻きたいなと思っている。今回勝って、来年あたり巻けたらいいかなと」と目標も明かした。

 当日は100人近くの知人が応援に駆けつけるという秋元。MMA通算5戦5勝と負けを知らない18歳は、大舞台を前に静かに闘志を燃やしていた。

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