橋本環奈、朝ドラでのギャル姿に父親も気付かず「それ誰ね?って」 リアルな描写に驚き
俳優の橋本環奈がヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)を演じる2024年度後期の連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合・月~土曜午前8時)が30日よりスタートする。このほど取材会に出席し、撮影中の印象的なエピソードとともに、“ギャル”への思いを語った。
地元・福岡でのロケは「すごく懐かしく感じた」
俳優の橋本環奈がヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)を演じる2024年度後期の連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合・月~土曜午前8時)が30日よりスタートする。このほど取材会に出席し、撮影中の印象的なエピソードとともに、“ギャル”への思いを語った。
物語は“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、縁・人・時代など目には見えない大切なものを結んでいく平成青春グラフィティ。
福岡・神戸・大阪を舞台にしたオリジナル作で、25年1月17日、阪神・淡路大震災発生から30年を迎えるにあたり、阪神・淡路大震災が起きた瞬間とその後を正面から描く。
舞台の一つ、福岡は橋本の出身地。ロケも当地で行われているため、「やっぱり私が高校卒業までずっと住んでいた大好きな街ですし、それこそ天神も学生のときによく友人と遊びに行っていた場所がロケ地になっていて、すごく懐かしく感じました」と感慨深げに語る。
1999年生まれの橋本にとって、“平成ギャル”は身近な存在ではなかったが、撮影が進む中で「ギャルって心意気なんだな」と発見があった。「好きなことを貫く、周りの目を気にしないとか、“ギャルの掟”が劇中にも出てくるんですけど、そのギャル魂が大事なんだなと思っていて、好きなものをとことんやる姿勢がすごくすてきです」と“ギャルマインド”に共感したという。
また、仲間を大事にする姿も印象的だったといい、「高校時代に仲良くなったギャル仲間が、先々も都度出てくるんですけど、ずっと変わらない関係で描かれています。同窓会でも同じ話で笑えたり共有できたり、それも青春そのものだなと思っています。メイクでも気持ちを盛り上げるようにすごく明るくて、ギャルってすてきだなと日々思っています」としみじみと語った。
本作ではパラパラにも挑戦し、「すごく楽しかったです」とにっこり。「エキストラの皆さんの前で踊って、最初は戸惑ったりもありましたけど、最後はノリノリでみんなで踊っていましたね(笑)。本当にギャルメイクで、茶色いチョコレートくらいのファンデーションに、バサバサの長いつけまつげと、キラキラのラメもつけて、口に油をぬっているくらいのテカテカの口紅もして、本当に楽しかったです」と撮影を回顧した。
さらに、台本にもリアリティーを感じたというエピソードも明かした。パラパラを踊る結たちの姿に、結の父・聖人(北村有起哉)が「結はどこだ」と気付かないシーンがあったため、「さすがに結と気付かないのはないだろう」と冗談交じりに共演者とも話していたという。
しかし、「ちょうど撮影中に、お母さんと友達が遊びに来てくれて、お父さんは来れなかったんですね。それで、ギャルメイクした私の写真をお父さんが見たら『それ誰ね?』と言って、私とは気づかなかったみたいです(笑)。私のギャル姿に、ウチのお父さんが気づかなかったので、リアルな描写なんだな」と撮影中の思い出を振り返った。