首都高での“あおり恫喝”動画拡散、トラック運転手に批判殺到 会社は「事実関係を確認中」
首都高でトラックが車線をふさぎ、運転手と見られる男性が車道に降りて別の車をどう喝する内容の動画がネット上で拡散、物議を呼んでいる。このトラブルで、後続車は立ち往生。いったい、何が起きたのか。トラックの所有元とみられる会社は、取材に「事実関係を確認中」と回答している。
首都高の2車線をふさぐ形で停車、後続車が大渋滞に
首都高でトラックが車線をふさぎ、運転手と見られる男性が車道に降りて別の車をどう喝する内容の動画がネット上で拡散、物議を呼んでいる。このトラブルで、後続車は立ち往生。いったい、何が起きたのか。トラックの所有元とみられる会社は、取材に「事実関係を確認中」と回答している。
「今日9/23 16時25分ころ 首都高上り4号新宿線でトラブル」「煽り運転を繰り返しトラックで車線を塞ぎ停車。通行止め状態」
今月23日、SNS上で拡散した動画では、首都高の2車線をふさぐ形で斜めに停車したトラックと、ドライバーとみられる男性が左車線の車の運転手をどう喝する様子が収められている。ドライバーの男性は運転席のサイドガラスを何度もたたいたり、運転席のドアを激しく揺らしながらこじ開けようとしたり、トラックの車内から持ち出した缶のようなものをたたきつけたりしており、後続車が大きな渋滞を作る事態となっている。
動画の投稿者は続く投稿で「車外で暴れてるトラック運転手は何キロも手前から前を走る車全てに(わたしも煽られました)車間ベタ付けで危険運転を繰り返してた。動画で被害に遭っている車はレンタカーでした」と当時の状況を報告。「#煽り運転」「#あおり運転」「#危険人物」「#逮捕して」などのハッシュタグで注意を促している。
拡散した投稿には「こんなん一発逮捕でしょ」「警察呼べよ逮捕だよこんなの」「車蹴るわ、ドアミラー叩いて曲げるわ、缶らしきものを武器にするわ、ドアこじ開けるわで恐怖しか無い」「こいつのせいで止められてるドライバー全員が一斉にクラックション鳴らしてやればいい」「さすがにこの会社とこのドライバーはもう終わって欲しいかな。同業から見ても全く有り得ないし社会の迷惑」と批判の声が殺到している。
トラックは荷台に描かれたロゴから、千葉県に本社を置く物流系の会社のものと見られており、同社の公式サイトは24日現在、アクセス集中のためかつながりにくい状況が続いている。同社の担当者は24日午前、ENCOUNTの取材に「拡散した動画の内容については把握しておりますが、現在事実関係を確認中であり、取材にはお答えはしかねます」と電話で回答。その後は何度かけ直してもつながらない状態が続いている。