【光る君へ】黒木華が感じた倫子のまひろへの心情「あの頃のまひろさんではない」

俳優・黒木華が22日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第36回で演じた倫子の心情などを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

倫子を演じる黒木華【写真:(C)NHK】
倫子を演じる黒木華【写真:(C)NHK】

道長の妻で中宮・彰子の母でもある倫子を熱演

 俳優・黒木華が22日、NHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)の第36回で演じた倫子の心情などを同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で紹介した。「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 まず彰子に仕えるまひろについて語った。

「年齢の変化だったり、時の流れの変化というものは感じましたね。あの頃のまひろさんではない。服装もそうですし。多分、殿(道長)から聞いているお話だったりとかで、物を書くということで認められるじゃなですけど、そういう方って、多分、サロンの時も認めていたと思うんですけど、その中でまた再会できたということが大きく違ったかなと思いますね」

 彰子の懐妊についても言及した。

「うれしいですよね。あんなに幼かった頃に倫子もそれなりの覚悟を決め、道長についていき、自分の愛する子どもをいけにえという形で入内させ、うまくいかなかったことの方が多いので、若い頃ですし。それがこういうふうに明るくなったりとか、帝の寵愛をきちんと受けることができて、子どもができるということは本当に喜ばしいし、夫婦として1つの目標がやっとかなったという感じがしましたね」

 彰子への思いも語った。

「情けないですけど、やはり倫子ができることってすごく少なくて、それを代わりに教育だったりを、まひろさんだったり赤染衛門がやってくれているのでセリフにも『何もしてやれなかった』という言葉がありますけど、でも倫子はやはり産んだ母として何とか安心できる場所であればいいなとは思っているとは思うんですけどね。でも母である前にというか左大臣(道長)の妻としての行動とかがたくさんあったので、その分では彰子の幸せを願っているのはもちろんですけど、何かしてあげられることがあったのかとか、してあげられていたのかなという思いはあるのかなと思いました」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください