堂本剛、撮影現場でクレーンゲーム挑戦 子役とのエピソードに共演者「いい話」

KinKi Kidsの堂本剛が18日、都内で行われた映画『まる』(10月18日公開)の完成報告イベントに綾野剛、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィン、荻上直子監督とともに参加した。

イベントに出席したKinKi Kidsの堂本剛(左)と綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席したKinKi Kidsの堂本剛(左)と綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】

ゲームでゲットしたのは人形

 KinKi Kidsの堂本剛が18日、都内で行われた映画『まる』(10月18日公開)の完成報告イベントに綾野剛、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィン、荻上直子監督とともに参加した。

 森崎は、主演の堂本が撮影現場となったコンビニでクレーンゲームのようなゲーム機に夢中になっていたことを明かすと、堂本は「5、6、7個と日を追うごとにとれて、腕が上がっていきました。吸収する力は昔から早いんですよ」と得意げに話した。

 ゲームでゲットしたのは人形という。「劇中ご一緒した小さい女の子がいらっしゃって。その子が、僕がゲットした人形の大きいサイズバージョンを持っていた。僕がゲットしたゴールドバージョンは持っていないって話になって。僕は撮影の合間に家に帰ってゴールドを現場に持って戻ってきてあげた。そしたら大きな人形をくれて、交換するという感動的なシーンを生んだ。あのクレーンゲームが。その人形はいまも持っている」と撮影裏話を紹介。すると綾野や吉岡らは「いい話」とほっこりとなった。

 本作は、堂本にとって1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりとなる映画単独主演作。堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田で、あることをきっかけに日常が○に浸食され始めるという奇想天外な物語を描く。

 堂本は「この映画に漂う空気はどういうものなんだろうと悩みながら何度も台本を読み返して演じた。この映画に漂っている空気はやさしいし、ただやさしいだけではなく強いものがある。人はやさしくなること、強くなることが毎日忙しいと叶えられないこともある。いろんなことをこの作品に気付かされた」といい、「世代を超えてたくさんの人にこの作品と対話してもらいたい。自分の心をつなげて人生のこと、これから、いま。いろんな自分を考えてもらえたらうれしい。純粋う無垢な気持ちで対話してください」と呼びかけた。

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