「平安のファイト一発」『光る君へ』、過酷な御嶽詣の道のりに視聴者ツッコミ「CM彷彿」
俳優・吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。15日に第35回が放送され、道長(柄本佑)がまひろに物語の続きを見せてもらい、不義の話に関して質問をする様子が描かれた。SNSでは、まひろの答えに対する道長の反応にモヤモヤとした声が目立った。また、道長が息子の頼通(渡邊圭祐)と共に御嶽詣に行った様子が描かれ、崖を上る過酷で危険なシーンではSNS上にある製薬会社のCMを彷彿させるとの声も目立った。
第35回の平均世帯視聴率は10.3%
俳優・吉高由里子が、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を生み出した主人公・紫式部(まひろ)を演じるNHKの大河ドラマ『光る君へ』(日曜午後8時)。15日に第35回が放送され、道長(柄本佑)がまひろに物語の続きを見せてもらい、不義の話に関して質問をする様子が描かれた。SNSでは、まひろの答えに対する道長の反応にモヤモヤとした声が目立った。また、道長が息子の頼通(渡邊圭祐)と共に御嶽詣に行った様子が描かれ、崖を上る過酷で危険なシーンではSNS上にある製薬会社のCMを彷彿させるとの声も目立った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
第35回の中盤、道長はまひろに「この不義の話はどういう心づもりで書いたのだ」と尋ねた。まひろは「わが身に起きたことにございます。わが身に起きたことはすべて物語の種にございますれば」と答えた。『光る君へ』では、これまでに、まひろが道長との間の娘・賢子を産んでいるが、道長には伝えず、道長も自分が賢子の父親であることを知った様子は描かれていない。
まひろの言葉に道長は「ふーん。恐ろしいことを申すのだな。おまえは不義の子を産んだのか」と尋ねた。まひろは「ひとたび物語になってしまえば、わが身に起きたことなぞ霧のかなた。まことのことかどうかも分からなくなってしまうのでございます」と明言を避けた。道長は帰り際に一瞬、立ち止まったが、賢子が自身の娘であるかことに気付いたのか気付かなかったのかハッキリとは描かれなかった。
SNSでは、まひろの言葉に「言っちゃうの?」「カミングアウト?」「におわせるな~」「ひっそり告白」という声があったが、道長が賢子のことに気付いたのかどうかハッキリしない様子に、「気付いたのか」「気付いたような」「気付いてない?」「伝わらなかったのか」「どっちなんだこのリアクション」とモヤモヤした心境の声が多数みられた。
また、御嶽詣の道のりは危険で命懸け。道長ら白装束の一行が崖を登るシーンでは、俊賢(本田大輔)が滑落しそうになり、頼通が手を伸ばして助けるシーンも。SNSでは「平安のファイト一発」「CM彷彿」といった声があがっていた。
一方、ビデオリサーチによると15日午後8時からNHK総合で放送された『光る君へ』の関東地区の平均世帯視聴率は10.3%(個人5.9%)だった。