A.B.C-Z、今年も「ABC座」上演決定 全国ツアーは12年ぶり 内博貴が初参加

A.B.C-Zのアーティスト活動と両輪で上演されてきた演劇ユニット「ABC座」が今年も11・12月に上演されることが16日に発表された。ABC座の全国ツアーは、初年度の2012年以来12年ぶりの開催。また、内博貴がABC座に初参加することも分かった。

『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』ポスタービジュアル
『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』ポスタービジュアル

今回は全編を新作ミュージカルとして上演する意欲的な試み

 A.B.C-Zのアーティスト活動と両輪で上演されてきた演劇ユニット「ABC座」が今年も11・12月に上演されることが16日に発表された。ABC座の全国ツアーは、初年度の2012年以来12年ぶりの開催。また、内博貴がABC座に初参加することも分かった。

 最近はA.B.C-Zが演出・主演を兼ねていたが、今回は全編を新作ミュージカルとして上演する意欲的な試みで、脚本は演劇ユニット・王様の演劇部を主宰する斎藤栄作氏。演出はミュージカル、ストレートプレイまで多彩な演劇を独特の世界観で染め上げる河原雅彦氏がいずれもA.B.C-Zと初顔合わせで挑む。

 そして今回は、A.B.C-Zが4人になって初めての「ABC座」。4人のアウトサイダーが大金星(BIG VENUS)を舞台に大活躍する、ABC座初。SFのミュージカル・エンターテインメントとなる。

 今回の『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』は、それぞれの世界で心に闇を抱えて生きてきたアウトサイダー4人(フット:橋本良亮、ポテト:戸塚祥太、北街角ススム:五関晃一、ダイナマイト・FUJIYAMA:塚田僚一)を乗せた豪華客船がパリへ向かう途中、突然嵐に出会う。

 まばゆい光に包まれた彼らはとある星“大金星(BIG VENUS)”へ飛ばされてしまう。その星には人間に似た様々な生き物が生活していたが、彼らはある問題を抱えていた。4人は彼らの話を聞いていくうちこれまで自分たちが行ってきた事を見つめなおし、この惑星に起こっている“問題”を解決しようと決心する。

 果たして大金星(BIG VENUS)に起こっているある問題とは。4人はその問題を無事に解決し、地球に戻ることができるのか。この物語は自分のペースで、少しずつ未来を目指そうといった、押し付けにならない程度の「前向き」がテーマに展開される。

 そしてこのミュージカル・エンターテインメントに使用する楽曲は、A.B.C-Z、先輩、後輩、仲間たちの名曲が彩る。今まで『ABC座』において、スペシャルメドレーとして事務所の先輩、後輩らの楽曲をパフォーマンスしてきたのはABC座だけ。

 また、内博貴が“大金星”の黒幕的な存在の役「ハート」で、ABC座に初参加する。ミュージカルで活躍する彩吹真央も初参加。少年忍者からは川崎皇輝、青木滉平、ヴァサイェガ渉、川崎星輝、長瀬結星の5人が“大金星”の個性豊かな住人を演じる。

 11月25日から開幕を迎えるTOKYO DOME CITY HALL公演からはじまり、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール、愛知・アイプラザ豊橋での開催も決定。ABC座の全国ツアーは、初年度の2012年以来12年ぶりの開催。

※川﨑皇輝、川崎星輝の「崎」の正式表記はたつさき

塚田僚一「一つ目玉があります」

 以下、メンバーのコメント全文

橋本「A.B.C-Zです。『ABC座 2024』上演が決定しました!」

戸塚「今年のタイトルは!」

4人「『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』!!」

橋本「意気込みなどを聞きたいと思うんですけども、塚ちゃんどうですか」

塚田「『ABC座』は、2012年から始まって僕たちの原点でもあります。このデビューと共に歩んできましたが、今回はオリジナルのストーリーの作品を上演します!」

五関「僕たちは今までも制作側にも関わってやらせてもらってきましたが、今回は、本当に久しぶりに演出家(河原雅彦さん)の方についていただきました。河原雅彦さん、初めましてなんですけども、もう数回、現時点で打ち合わせをさせてもらって、すでに相性の良さを個人的に感じさせてもらっているのでぜひ楽しみにして頂きたいなと思っています」

戸塚「個人的には同世代の内博貴との共演、そして彩吹真央さんとの共演、そして少年忍者の5人が出てくれるみたいです。少年忍者の共演も楽しみですね。どんどんフレッシュな皆さんの影響を受けて、自分もフレッシュになれたらいいなって思っています」

橋本「ちょっと台本を読ませていただいたんですけれども、皆さんどうですか」

戸塚「いや、すごいよ!」

橋本「今までにない『ABC座』!」

塚田「『ABC座』で僕たちが今までで作ってきた中で、制作期間が一番長いんじゃないかなと思います」

橋本「そうですね。今までオリジナル作品を何回かやることがあったんですけども、今回は新作になっておりますので、もう結構(構成を)練りに練っていますからね」

五関「打合せをスタートしたのは早かったね」

橋本「どこまで言っていいんだろうな……」

五関「これ、言っちゃう?」

塚田「一つ目玉があります」

五関「4人での『ABC座』初めてです!」

塚田「……それはそうです」

橋本「本当に台本も面白かったし、言っちゃいますけれど、曲数も結構たくさんありまして、僕たちもどうなるか分からないですけれども、すごく楽しみですよね」

五関「内(博貴)は『ABC座』での共演は初めてなので、どうかな、気に入ってくれるかな、内。『なんやねんこれ』ってならないかな(笑)そうならないように頑張りますよ」

橋本「関西の方なので面白いって受け入れてくれるかもしれない」

五関「現場から盛り上げてくれるよね」

塚田「楽しい雰囲気になりそうです」

五関「チームワークは出来ているね」

橋本「その台本を読んだところ、色々な役がありまして、少年忍者も色々と出てくる形になっていますね。そちらの方もぜひ楽しみにしていてください」

塚田「過去にも『ABC座』では先輩後輩仲間たちの楽曲をメドレーとして歌ったり踊ったり披露していたんですが、今回の『大金星』に限ってはオリジナル・ストーリーなので、そのミュージカルに楽曲を落とし込んで披露するところが目玉ですかね」

五関「曲をストーリーの中にうまく盛り込んで、なんでこの曲がここに入っているのか、というところを作っています」

塚田「曲の雰囲気だったり、歌詞だったり」

五関「河原さんもずっと聴いてくださっているものね。その曲をどうするかというのを一番悩まれていましたね」

塚田「曲数も相当な数となっています。だから、すごく本当にワクワクドキドキの連続っていう感じの作品になるんじゃないのかな」

橋本「先輩後輩の曲をお借りしてミュージカルチックな感じの舞台になるんじゃないかなと、僕は思っているんですけども」

五関「『……チック』というかミュージカルだね」

橋本「ミュージカルにしちゃっていいのかなという感じ」

五関「ミュージカルです!」

橋本「それはもうABC座でしかできないことなので、頑張っていきましょう!」

五関「会場もTOKYO DOME CITY HALLだからミュージカルという意味では結構やりやすいかもね」

戸塚「大阪、そしてアイプラザ豊橋にもぜひ観に来てください!」

五関「東京だけじゃないんですね。全国も回らせてもらいますので、ぜひ来られる方は一緒に楽しみましょう」

橋本「『ABC座』で全国回るのは2回目なんですよ。初回の『ABC座』以来久しぶりです。また全国の皆さんとお会いできること、すごく楽しみにしております。皆さんも楽しんでください。A.B.C-Zも5人から4人になってスタートしましたけれども、何役割分担とか変わったことはありますか?」

五関「役割分担はどうなるのかな」

橋本「塚ちゃんは塚ちゃんだしね?」

塚田「……まあ、盛り上げ役になるのかな」

4人「(笑)」

橋本「変わらずですか(笑)」

五関「打ち合わせの段階から?」

塚田「後輩で少年忍者の後輩も出演するから、やはりチームワークは大事だから、自分は盛り上げ役に徹したいです!」

橋本「まだ稽古始まっていないですけども、誰が先陣を切って稽古を進めていくのか楽しみですよ。そうなった場合、誰が行くのか、五関さんが行きそうな感じがしますけれどもね」

五関「本当ですか。僕、全然行く気がなかったですけど(笑)」

橋本「いや、行けよ(笑)」

五関「僕か……僕はチャチャ入れ担当だと思ってた(笑)」

橋本「チャチャ入れつつも……」

五関「やるときはやる!」

戸塚「ABC座2024!」

4人「『大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~』」

橋本「11月25日からTOKYO DOME CITY HALL」

五関「そしてCOOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール」

塚田「愛知でも公演があります!! アイプラザ豊橋」

4人「ぜひ観に来てください!」

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