遠藤憲一、長澤まさみとの初共演は「ケンイチと呼ばれて、芝居では怒鳴られて、幸せでした!」
俳優の長澤まさみと遠藤憲一が13日、都内で行われた映画『スオミの話をしよう』の初日舞台あいさつに登壇した。和気あいあいと、今作で初共演を果たした感想などを語り合った。
長澤は「とてもいい友情関係を築くことができた気がする」
俳優の長澤まさみと遠藤憲一が13日、都内で行われた映画『スオミの話をしよう』の初日舞台あいさつに登壇した。和気あいあいと、今作で初共演を果たした感想などを語り合った。
長澤とは「共演はもろ初めて! 生まれて初めて!」とはしゃぐ遠藤。「おれ、雑談が苦手なんですよ。でも話しかけたら、まさみちゃんに『からみづらい』と言われて(笑)。でもその正直なところが面白くて、ガンガンガンガン(話しかけて)、おれが逆に話しやすくなっちゃって。だから会ってるとき、ずっとまさみちゃんと話してた」と述懐。長澤も「話してましたね~」と振り返った。
長澤は、今回の撮影をきっかけに遠藤のことを“ケンイチ”と呼ぶ仲に。長澤が「『ケンイチと呼んで』って言われて。ですよね?」と語りかけると、遠藤は「はい。僕から頼みました」とニッコリ。「ケンイチと呼ばれて、芝居では怒鳴られて、幸せでした!」と満面の笑顔を見せた。
次いで長澤は「(遠藤との撮影の日々は)楽しかったですね。緊張しいな似たところがあって、自信がないところとか……。で、私が一生懸命芝居をしているときに、三谷さんに色んな注文を聞いている中でも、ずっと優しい、なんか濡れた子犬みたいな目で、目をウルウルして『わかるよ、一緒だよ』『まさみちゃんもそうなんだ』とずっと言ってくる。そんな感じで、わかってくれるのが安心感で、遠藤さんとは、とてもいい友情関係を築くことができた気がします」とほほ笑んだ。
同舞台あいさつには、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜も出席。司会は伊藤利尋アナウンサーが務めた。
同作は、三谷幸喜が脚本・監督を務めるミステリー・コメディ。大富豪の妻・スオミが行方不明となり、大豪邸に集結したスオミを愛した一癖も二癖もある5人の男たち。しかし、彼らが語るスオミ(長澤)は見た目も性格も、まるで別人。スオミとは一体、何者なのか……、というストーリーが展開される。