SMILE-UP. 性被害申告者のうち206人に「補償は行わない」と連絡…在籍、被害の事実が確認できず
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は15日、公式サイトを更新し、創業者である故ジャニー喜多川氏からの性被害申告者のうち、206人に対して補償を行わない旨の連絡したことを発表した。理由については、提出資料の検証および同社代理人によるヒアリングの結果、「弊社への在籍および被害のいずれの事実も確認できなかった」としている。
連絡がつかない申告者には「手続き終了も」
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は15日、公式サイトを更新し、創業者である故ジャニー喜多川氏からの性被害申告者のうち、206人に対して補償を行わない旨の連絡したことを発表した。理由については、提出資料の検証および同社代理人によるヒアリングの結果、「弊社への在籍および被害のいずれの事実も確認できなかった」としている。
なお、同日までの被害申告者は998人とし、「そのうち237名の方は、複数回のご連絡を試みてもご返信がない状態です」と説明。その上で「これらの方を除いた761名のうち730名の方(約96%)について、被害者救済委員会から補償内容を通知(524名)」したとし、「うち、501名(約96%)の方から補償内容にご同意いただき、492名(約94%)の方に補償金をお支払いしました」としている。
支払い済みの人数は、8月30日の前回報告489から3人増となった。なお、同社は連絡がつかない申告者に連絡を呼びかけているとしているが、「ご返信をいただけない状況が長期間にわたり継続されるような場合には、やむなくお手続を終了とせざるを得ないこともあります。引き続き補償をお求めになる場合には、ご連絡をいただけますようお願いいたします」とも記している。