お笑いカルテット・ぼる塾が7日、MBS『痛快!明石家電視台』（土曜午後4時。通常は午後3時）に出演。あんりが、盟友・田辺智加が俳優の鈴木伸之と2回デートしていることを暴露し、MCの明石家さんまらを驚かせた。

　あんりが衝撃の事実を告白した。「私たち結成5年目になって、テレビとかもずっと出させていただいてるんですけど、プライベートで浮いた話っていうのが誰1人なかったんです。そしたら、田辺さんに来ました！」と声を弾ませながら報告。「しかも俳優さん」と打ち明けると、さんまは「ウソやん」を連発した。

　あんりは「もともと私たちが結成したてで、東京でロケとかし始めたころ、ぼる塾とその俳優さんで一緒にロケしたんです、1日。そうしたらそのロケが楽しくて、カメラの前でその俳優さんが“連絡先交換したいです”って言ってくれて。“でもカメラの前だからね”って言ってたら、ちゃんとロケ後に“ホントにいいですか”って言われて」とメンバーが初めて俳優とLINE交換したときを振り返った。

　その後、田辺にだけ俳優から誕生日に2年連続で祝福LINEが届いたとした。同時に食事に誘われているものの、臆病な田辺が日時を決められずにいる中、相手からの連絡は途切れないとした。その後、俳優のラジオ番組に田辺だけが呼ばれ、ラジオ内でも「田辺さん、ご飯行きましょう」とアプローチされたという。

　アインシュタイン・河井ゆずるが「お名前は言えたりするんですか」と聞くと、田辺がようやく「どうする？」と発言。さんまは「深い関係やないねやろ？」と聞き、あんりが「まだ大丈夫です」と返答。さんまが「ほな言えるやん。誰や」と詰め寄ると、田辺が「鈴木伸之さんです」とイケメン俳優の名前を口にし、スタジオは「ええっ」という声に包まれた。

　あんりが「知ってるでしょう？　超有名な俳優さん。めちゃめちゃかっこいい」と言うと、さんまは「かっこええよ、お笑い好きやからな」と発言。あんりは「でも、お笑い好きだったら、多分私とご飯行くと思うんですよ、正直ね。田辺さんしゃべり面白くないもん」と、かえって本気度が伺えるという見方を示した。

　勇気が出なかった田辺だが、意を決して東京・赤坂の焼き鳥店を2人で訪れたという。“初デート”について、なぜか必要以上に詳しいあんりは「向こう（鈴木）が、食べ終わったころに、“この後、もうちょっと話したいんで、カフェかお散歩どうですか”って向こうから。田辺さんは“散歩で”って」とやりとりを伝えた。田辺は「隣に並んで歩きたくて、街に気づいてほしかった」と本音を吐露。車が接近した際、車道側を歩いていた田辺を歩道側に引き寄せる場面もあったとし、さらに鈴木が「やっぱりカフェも行きませんか」といい、田辺はホテルのラウンジのカフェで1杯1500円のぶどうジュースを飲んだという。

　数か月後、今度は焼肉店の個室でデート。午後11時ごろに鈴木から「この後、どんな感じですか」と聞かれ、田辺が「もう店もやってないし」と言うと、ダーツバーに入ったという。帰宅時、道を間違えて鈴木と逆に向かった田辺は途中で気づいて鈴木を追う形に。「間違えた～」と坂道を駆け上がる田辺を見た鈴木は「びっくりしました。今、僕頭ん中で宇多田ヒカルの“First Love”が流れました」と笑っていたという。

　あんりは「恋じゃないですか、これ」と言うと、さんまも「恋や」と返答。あんりは「これがまだ2回目で3回目はないんですけど、いまここまで来てるんです」と力を込めると、さんまは「これしゃべってええのか。鈴木に迷惑かかれへんのか」と反応。あんりが「これもLINEで許可取ってるんです」と連絡済みと明かすとどよめきが起こり、村上ショージも「ほんまもんやんか」と仰天した。

　さんまが「好きだって言えよ、次」と田辺に助言すると、あんりが「田辺さんからあえて言わなくていいんじゃないですか。向こうから来てんのに。イケメンは言われ慣れてるじゃないですか」と戦略を披露しつつ、さんまに「どう思います？　言った方がいいですか」とアドバイスを求めた。さんまは「そら、気持ちは言うといた方が」と話すと、田辺は「だってまだ、私」とモゴモゴ。あんりが「言っちゃったらホントに（田辺は）行っちゃいますよ。失っちゃいますよ」とボケを言い放つと、さんまは「ええ」とあわてるそぶりを見せて笑わせた。