キン肉マン友情の40周年展で明かされたマル秘エピソードに上坂すみれ大興奮
「キン肉マン」の原作者・ゆでたまごの嶋田隆司氏(58)と声優の上坂すみれ(27)が20日、東京・東武百貨店池袋店にて29日まで開催中の「キン肉マン 友情の40周年展」で行われたトークショーに登場。キン肉マンに関するエピソードを次々に披露した。
「キン肉マン 友情の40周年展」特別トークショー
「キン肉マン」の原作者・ゆでたまごの嶋田隆司氏(58)と声優の上坂すみれ(27)が20日、東京・東武百貨店池袋店にて29日まで開催中の「キン肉マン 友情の40周年展」で行われたトークショーに登場。キン肉マンに関するエピソードを次々に披露した。
プロレス・格闘技実況アナウンサー清野茂樹(46)の進行でスタートしたトークショー。まず、40周年展の見どころを聞かれた嶋田氏は「生原稿」と回答し、「漫画家の息吹が聞こえてくるような感じ、苦労がにじみ出ていますので、会場で味わってください」と力強くコメントした。
キン肉マンの大ファンで声優の上坂は、推し超人“ウォーズマン”に関するマシンガントークを繰り広げた。「コー、ホー」と呼吸するウォーズマンが「最初に登場したシーンだけ『スー、ハー』と呼吸していたんです!かわいい!」と細かすぎるエピソードを披露。キン肉マンの好きな場面を聞かれると、ウォーズマンの素顔が見られる場面、超人病院で寝ている場面と、ここでも“コンピューター超人”ウォーズマンのギャップ萌えを熱弁。さらに「ウォーズマンはよく死にがち」とあるあるを披露した後、推し超人の活躍をリクエスト。嶋田氏は笑顔で応じ、上坂はさらにテンションが上っていた。
そして上坂から嶋田氏に質問。「ウォーズマンの誕生秘話」を聞くと、第2回超人オリンピックの決勝が最初の構想では“キン肉マンvsウルフマン”だったことが明かされ、場内からどよめきが。「読者からオリジナル超人の応募があり、その中のウォーズマンを登場させると、ものすごく反応が良かったんです。これはイケるなと思い、決勝までいかせました」と嶋田氏は知られざるエピソードを語った。
来場者からの質問コーナーでは「50周年に向けて、これから叶えたい夢は?」という質問があがった。嶋田氏は「来年還暦になるんですが、とにかく体力が続く限りキン肉マンを描き続けたいのと、本格的なアニメですね」とコメント。「アニメ化を希望する方が多いので、本気でやらなくてはダメだなと思っています」とファンを最後まで喜ばせ、トークショーは幕を閉じた。
展示コーナーには歴史的な原画がズラリ
展示コーナーには、史上初となる80点もの原画(複製原画含む)がズラリと展示され、ゆでたまごの嶋田氏と中井義則氏、2人が友情で歩んだ40年の歴史が体感できる。アニメコーナーでは名勝負や名シーン、胸が熱くなるシーンをダイジェスト版で上映。等身大の超人フィギュアと記念撮影できる特設リング、キン肉ハウスの再現など、SNS映え間違い無しのフォトスポットなど見どころ満載だ。
また、会場の東武百貨店池袋店8階催事場ではグルメ企画も開催中。嶋田氏オススメの「鹿児島県産黒毛和牛 牛テール手裏剣焼き」(ザ・ニンジャの手裏剣をイメージ)、上坂が絶賛した「アシュラマン三面肉弁当」など、バラエティ豊かなキン肉マンキャラクターとのコラボメニューが販売されている。