石破茂氏が自分にツッコミ「日本男性の家事へ参加率は先進国で一番低い」→「人のことは言えない」

自民党の石破茂元幹事長(67)が6日、東京・丸の内の日本外国人特派員協会に招かれ、自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)出馬に関する記者会見を行った。少子化問題について問われると、「少母化が原因」とし、女性にまつわるさまざまなデータを示した上で自身の“反省”も口にした。

日本外国人特派員協会での会見に臨んだ石破茂氏【写真:ENCOUNT編集部】
日本外国人特派員協会での会見に臨んだ石破茂氏【写真:ENCOUNT編集部】

自民党総裁出馬に伴い、日本外国人特派員協会で会見

 自民党の石破茂元幹事長(67)が6日、東京・丸の内の日本外国人特派員協会に招かれ、自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)出馬に関する記者会見を行った。少子化問題について問われると、「少母化が原因」とし、女性にまつわるさまざまなデータを示した上で自身の“反省”も口にした。

 会見の終盤、少子化問題を問われた石破氏が持論を展開した。

「少子化の本質は母が少なくなること。少母化が原因だと思っています。婚姻率の急激な減少、婚姻年齢の急激な上昇もあります」

 その上で、女性が置かれている現状を示した。

「日本女性の睡眠時間は世界で一番少ない。男女の所得格差は韓国に次いで大きい」

 そして、「男性の家事へ参加する率は先進国で一番低い」と言った後に「人のことは言えない」とオチをつけた。

 また、「地方創生」をライフワークしている立場から「私は、どうすれば地方に女性が選んで住んでもらえるか全力で考え、結論を出したいと思います」「女性の可能性を最大限に引き出すためには、男性も変わらないといけない」と言葉に力を込めた。

 会見中は、防衛、外交、環境問題も含めて多岐に渡る質問を受けたが、さまざまなデータをメモも見ずに示し、よどみなく答え続けた。会見に入る際には「今回は5回目の立候補で、『最後の戦い』と位置付けて全力を尽くしてまいります」と宣言した。

 なお、今回の総裁選には現時点で過去最多となる6人が出馬表明。石破氏の他、小泉進次郎元環境相、小林鷹之前経済安全保障担当相、河野太郎デジタル相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長が立候補を正式表明している。

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