平本蓮、ドーピング検査は「陰性」 RIZIN発表「旗揚げ当初から禁止薬物の存在はあってはいけないという考え」

格闘技イベント「RIZIN」が5日、都内で会見を開き、「超RIZIN.3」で行われた朝倉未来―平本蓮戦のドーピングの検査結果を発表。SNS上で疑惑が浮上していた平本は陰性であることが明らかになった。

平本蓮【写真:山口比佐夫】
平本蓮【写真:山口比佐夫】

都内で会見、榊原CEOとドクター3人が出席

 格闘技イベント「RIZIN」が5日、都内で会見を開き、「超RIZIN.3」で行われた朝倉未来―平本蓮戦のドーピングの検査結果を発表。SNS上で疑惑が浮上していた平本は陰性であることが明らかになった。

 会見には榊原信行CEOとドクター3人が出席。検査結果について発表、説明した。

 榊原CEOは冒頭で「旗揚げ当初から公明正大に戦ってもらう。そこに禁止薬物の存在はあってはいけないという考え方。当日の両選手の尿を試合当日に採取。WADAの検査機関に送って、その結果がシロなのかクロなのか、それが最終、試合成立するかどうかということを9年間やってきました」とドーピング検査への姿勢を表明。

会見に臨んだ榊原信行CEO【写真:山口比佐夫】
会見に臨んだ榊原信行CEO【写真:山口比佐夫】

 その後、榊原CEOが「朝倉未来、平本蓮選手は両選手陰性でした」と検査結果について発表した。

 検査結果の発表後は、RIZIN医療部部長・諌山和男氏がドーピング検査について詳細に説明。選手の尿の採取は試合前か試合後に行われることや採取から最速で翌日には米国の検査機関に到着していることが明かされ、採取の実演も行われた。そして説明の最後に医療部は「主催者側とは独立した部門」であると強調した。

 平本を巡っては7月28日に行われた「超RIZIN.3」で朝倉に勝利した試合において、ステロイドを使用していたとする真偽不明の音声データがSNS上で拡散。先月28日には格闘家の赤沢幸典が自身のXで平本にドーピングの使用方法などを指南したと告白し、波紋が広がっていた。

 平本は2日に弁護士2人を伴って会見。疑惑については「一切使用していない」と全面否定。音声データについては相手に「話を合わせた」などと説明していた。

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