RIZIN、ドーピングへの意識改革宣言「選手契約を見直す」 罰則強化や「抜き打ち検査」を示唆
格闘技イベント「RIZIN」が5日、都内で会見を開き、「超RIZIN.3」で行われた朝倉未来―平本蓮戦のドーピングの検査結果を発表。両者ともに陰性であることが明らかに。RIZINとして、今後のドーピングへの姿勢を示した。
「必要とあらば血液検査も今後のルールのなかではいれていきます」
格闘技イベント「RIZIN」が5日、都内で会見を開き、「超RIZIN.3」で行われた朝倉未来―平本蓮戦のドーピングの検査結果を発表。両者ともに陰性であることが明らかに。RIZINとして、今後のドーピングへの姿勢を示した。
榊原信行CEOは「新しいドーピングポリシーの制定」を宣言。これまではタイトルマッチで行われた検査だったが今後は「抜き打ち検査」を行うことを示唆。さらに「必要とあらば血液検査も今後のルールのなかではいれていきます」と語った。
他の団体と連携していくといい「国内の選手関係者、団体に対し、全体的にドーピング検査を厳しく、意識を高めていくきっかけを作れたら、と思っています」と語った。
それでも「どこまでいっても選手の意識だと思います。大半の選手は正々堂々と戦ってくれたと信じています。知識がそこまですすんでいない選手もいるとい思うので、講習会という形でドーピングに対する意識の啓もうの機会を作れれば」とも見解を示した。
また罰則についても言及。「罰金など規制を強化する」とし「契約書ベースで厳しく約束していく」と力を込めた。また「罰則を強める。選手契約を見直す」と具体的な対応について明かした。