乃木坂46・井上和、神宮コンサート最終日にセンターの重圧を吐露「すごく怖かった」
アイドルグループ・乃木坂46が4日、都内の明治神宮野球場で『乃木坂46 真夏の全国ツアー2024 神宮公演 DAY3』を開催。座長として全国ツアーを完走した井上和が、涙を流しメッセージを送る場面があった。
「ドン!乃木坂ちゃんです!」でツアーファイナルが幕開け
アイドルグループ・乃木坂46が4日、都内の明治神宮野球場で『乃木坂46 真夏の全国ツアー2024 神宮公演 DAY3』を開催。座長として全国ツアーを完走した井上和が、涙を流しメッセージを送る場面があった。
今年の全国ツアーは、大阪・京セラドーム大阪2DAYS、愛知・バンテリンドームナゴヤ2DAYS、そして、明治神宮野球場3DAYSと、全国3都市・7公演で計26.5万人を動員。36thシングル『チートデイ』でセンターを務めた5期生の井上は、昨年の夏シングル『おひとりさま天国』でもセンターを務めており、2年連続で全国ツアーの座長を務めることになった。
乃木坂46の同会場でのコンサートは、2014年に初めて開催され、グループの“聖地”として定着。ツアーファイナルは、井上が「ドン! 乃木坂ちゃんです!」と公式お兄ちゃん・バナナマンを彷彿(ほうふつ)とさせるあいさつから、「最終日、盛り上がる準備できてるか!」と叫んで幕開け。早速『チートデイ』で超満員のファンとひとつになると、『裸足でSummer』『ガールズルール』といった夏を彩る名曲、オーケストラを従えた壮大なスケールで送る『シンクロニシティ』『誰かの肩』など、全35曲(メドレー・ダブルアンコール含む)が披露された。
本編最後のMCで井上は、「このツアーは笑って楽しむということを目標にしていました。すごく簡単なことではあるのですが、今の私には、それが難しいタイミングがありました。去年と同じこのポジションでまわるツアーが、すごく怖かったです」と、夏シングルのセンター&座長として重圧を感じていたことを吐露。「去年を超えていかなきゃいけないとずっと思っていたし、成長した姿をお届けしなきゃいけないと思った。去年は同期にも先輩にもたくさん助けてもらったので、今年は自分が引っ張っていかなきゃいけないと思いました」と、涙で声を詰まらせながら明かした。
仲間たちの優しさに支えられ、「本当に乃木坂46は温かくて、どんな時でも手を差し伸べてくれる人がたくさんいる。私はそんな乃木坂46が大好きです。乃木坂46のためなら何だってできると思います」と伝え、「一人だとすごくつらいし、孤独だし、苦しいこともたくさんあるけど、みんなと一緒なら、どこへだって行ける気がします。みなさんと過ごした今年の夏、最高に楽しかったし、最高にキラキラしていました。ありがとうございました」と感謝。「この景色を見て、今日まで頑張ってよかったとすごく思いました。これから先も、ずっと乃木坂のことが好きだって、みなさんに思っていただけるように、これからも精一杯頑張ります」と誓いの言葉を送ると、本編の最終楽曲『誰かの肩』で思いを届けた。
鳴り止まないファンの歓声に応えてダブルアンコールに突入すると、ステージに登場した井上の目には涙が。2度目の『チートデイ』は、「ごめんなさーい」と叫ぶ部分を「ありがとう」に変えて、ファンに感謝の思いを伝えた。
歌唱を終えると、「ダブルアンコールをいただけると思っていなくて、みなさんの顔を見たら安心して涙が出てきちゃって、後半泣いてばかりでしたが、本当に本当に楽しくて幸せでした」とコメント。井上は加入から3年目ながら、グループの顔であるセンターとして、立派に夏の全国ツアーを駆け抜けた。
○9月4日/乃木坂46『真夏の全国ツアー2024明治神宮野球場』DAY3セットリスト
M01 チートデイ
M02 太陽ノック
M03 裸足でsummer
M04 君に叱られた
M05 ジコチューで行こう!
M06 17分
M07 I see…
M08 三番目の風
M09 Threefold choice
M10 Am I Loving?
M11 設定温度
M12 あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
M13 ごめんね ずっと…
M14 絶望の一秒前
M15 あらかじめ語られるロマンス、ロマンティックいか焼き、君が扇いでくれた、自惚れビーチ、
M16 ガールズルール
M17 ひと夏の長さより…
M18 落とし物
M19 Wilderness world
M20 Actually…
M21 おひとりさま天国
M22 好きというのはロックだぜ!
M23 夏のFree&Easy
M24 シンクロニシティ(オーケストラ)
M25 僕が手を叩く方へ(オーケストラ)
M26 誰かの肩(オーケストラ)
EN1 僕だけの光
EN2 スカイダイビング
EN3 ロマンスのスタート
EN4 Monopoly
EN5 乃木坂の詩
WEN チートデイ