長期療養の元フジテレビアナの渡邊渚さん、退社日に思いを投稿「これが、この一年で学んだことです!」

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さん(27)が同社の退社日となった8月31日、インスタグラムを更新した。2020年4月に入社した渡邊さんは昨年6月に体調を崩し、同7月以降に担当番組を降板。文面では1年以上に及んだ療養期間で感じたことをつづっている。

フジテレビの渡邊渚アナウンサー【写真:インスタグラム(@watanabenagisa_)より】
フジテレビの渡邊渚アナウンサー【写真:インスタグラム(@watanabenagisa_)より】

「明るく、強く、前向きに」、進路、病名は未公表

 元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さん(27)が同社の退社日となった8月31日、インスタグラムを更新した。2020年4月に入社した渡邊さんは昨年6月に体調を崩し、同7月以降に担当番組を降板。文面では1年以上に及んだ療養期間で感じたことをつづっている。

 渡邊さんは、担当していた『めざましテレビ』のキャラクター・めざましくんのぬいぐるみと花束などを手にした写真をアップし、思いをつづった。

「明日絶対に生きているという確証はみんなないから、やりたいことを先延ばしにせずやる。会いたい人に会う。伝えたいことはちゃんと言葉にする。我慢しない。自分が幸せと感じることを優先する。これが、私がこの一年で学んだことです! 本当に人生が終わる時に『生きててよかったー!』と心の底から言えるように、これからも明るく、強く、前向きに生きていきます!これまで関わった全ての皆様、本当にありがとうございました」

 その上で「#大好きなスタッフさんが撮ってくれた写真」「#幸せだ!!」の言葉を添えた。

 渡邊さんは昨年7月から長期療養に入り、インスタグラムで「何もできなくなっていく自分が怖くて、悔しくて、悲しくて泣いてばかり」「私はいろんなものを失いました。食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった。大切にしていた仕事もなくなった。目標もなくなった」などと、深刻な病状を感じさせる投稿もしていた。

 ただ、最近は体調が回復してきたようで、8月5日にはパリ五輪バレーボール男子のイタリア戦を観戦する姿がNHKの生中継で映し出され、話題になった。同10日には、本人がインタグラムを更新。「急遽チケットを買ってパリへ行ってきました」「ちゃんと会社には報告してから行ってます」などと記していた。

 この状況から復帰間近も感じさせたが、フジテレビは同23日、渡邊さんが同31日で退社することを発表。渡邊さんも「完全に昔のようにはいかない現実が目の前にあって、それを受け入れるのにはとても勇気が必要でした」「最悪な状態は脱し、全てを受け入れて、これまでと違った生き方をしたいと思えるようになりました」などとコメントを発表していた。

 なお、渡邊さんの進路に関する表明はまだなく、病名も明かしていない。

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