『呪術廻戦』最終回の展開を考察 作者の予言“1人だけ”の結末は?

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の『呪術廻戦』(作:芥見下々)が9月30日発売の同誌で完結することが明らかになった。同作は2018年から連載を開始しており、現在は呪いの王である両面宿儺(りょうめんすくな)との戦いの佳境を迎えている。残り数話となった『呪術廻戦』はどのような最終回を迎えるのだろうか。

『呪術廻戦』ラストの展開を考察(写真はイメージ)【写真:写真AC】
『呪術廻戦』ラストの展開を考察(写真はイメージ)【写真:写真AC】

9月30日発売『週刊少年ジャンプ』で最終回を迎える『呪術廻戦』

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中の『呪術廻戦』(作:芥見下々)が9月30日発売の同誌で完結することが明らかになった。同作は2018年から連載を開始しており、現在は呪いの王である両面宿儺(りょうめんすくな)との戦いの佳境を迎えている。残り数話となった『呪術廻戦』はどのような最終回を迎えるのだろうか。

(※以下、作品に関するネタバレを含む記述があります)

 宿儺との激闘によって、同作の圧倒的人気キャラであり東京都立呪術高等専門学校の先生として主人公・虎杖悠仁たちを指導する五条悟が死亡するなど、衝撃の展開が続く同作。最終回を数話後に控えた267話現在では、虎杖と宿儺が交戦中だ。虎杖VS宿儺の戦いは残り数話でどのように展開され、どのような結末を迎えるのだろうか。

 まず考えられるのが、虎杖の同級生である呪術高専の1年生3人が共闘して宿儺を倒す終わり方ではないだろうか。現在、呪術高専の1年生である虎杖、伏黒恵、釘崎野薔薇の3人のうち、前線で宿儺と戦っているのは虎杖ひとりだけだ。しかし、267話で復活を遂げた釘崎による援護もあり、宿儺を徐々に追い詰めつつある。

 この後、宿儺に体を乗っ取られている伏黒を無事救出できれば、1年生3人組が物語に終止符を打つ展開もあるはずだ。連載開始当初からまだ一度も描かれていない1年生3人の共闘は多くの読者が待ち望んでおり、その3人で呪いの王を倒すことは大多数が納得する結末といえるだろう。

 また、ほかにも予想されているのが、虎杖と宿儺が相打ちとなる結末だ。作者の芥見氏は1年生の3人と五条について過去に「虎杖、伏黒、釘崎、五条の4人の結末は1人死ぬか1人だけ生き残るか」といった旨の発言をしている。

 現段階でこの4人のうち、五条は死亡、伏黒は宿儺に受肉されており、虎杖と釘崎が生存している状態だ。しかし、宿儺と直接対決している虎杖はすでに満身創痍で、伏黒は宿儺が滅びると同時に絶命してしまう可能性もある。このように考えると、最後に釘崎だけが生き残った形で最終回を迎えることもあり得るだろう。

 しかし、釘崎だけが生き残る結末だと、納得しない読者も多いのではないだろうか。とはいえ、これまでに芥見氏は読者の想像を超える展開で『呪術廻戦』を描いてきた。そのため、読者が予想もしない結末を迎えることも大いに考えられる。

 残り数話となった『呪術廻戦』はどのように物語が進行していくのか、これからの展開から目が離せない。

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