SMILE-UP. 11か月前の会見「NGリスト」の報告書公表 運営会社が責任認め謝罪…委託料放棄

SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は27日、公式サイトを更新し、創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害に関し、昨年10月2日に開いた記者会見で記者指名の「NGリスト」が発覚した問題について、会見の運営を委託したFTI社が作成などの責任を認めて謝罪したことを発表した。同社は業務委託料の受け取りを放棄する意向を示したとしている。

SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】
SMILE-UP.【写真:ENCOUNT編集部】

ネット上では「なぜ、今頃になって」の声

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は27日、公式サイトを更新し、創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害に関し、昨年10月2日に開いた記者会見で記者指名の「NGリスト」が発覚した問題について、会見の運営を委託したFTI社が作成などの責任を認めて謝罪したことを発表した。同社は業務委託料の受け取りを放棄する意向を示したとしている。

 発表文では、FTIの社内調査結果の概要を公表。「旧ジャニーズ事務所は作成や運営スタッフへの共有を含め一切関与していない」とし、FTIの担当者が作成した意図については「司会に指名させないという意図ではなく、この日の会見のテーマに関係する質問から先に受け付ける趣旨で作成・共有したものであって、弊社からの指示に反しているという意識がなかった」などと強調した。

 その上で「FTIは、弊社に対し、本件リストの作成・流出に関して意図的に弊社に不利益や損害を与えようとしたものではないと説明しており、その責任を認めて弊社に対して謝罪した上で、業務委託料の支払いを受ける権利を放棄すると申し出ております」としている。

 会見を終えて約11か月を経ての発表。ネット上では「SMILE-UP.は何も悪くなかったってことか」「なぜ、今頃になって」「ほとぼりは冷めた頃に」などの声が相次いでいる。

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