酷暑の野外フェス、アイドルグループ・LinQメンバーの日焼け対策とは…「お薬飲んでいる人も」
九州・福岡を拠点に活動する6人組アイドルグループ・LinQ(リンク)が7月20日、デジタルシングル『毎日どこかでFestival !!』をリリースした。同グループは4月にデビュー13周年を迎え、6月から全国ツアー「毎日どこかでFestival !!」をスタート。8月8日、東京・新宿歌舞伎町の東急歌舞伎町タワーにあるイベントステージに立ったメンバー4人に、酷暑の野外フェスを乗り切る秘訣を聞いた。
2011年4月デビュー 福岡を拠点で現在6人組
九州・福岡を拠点に活動する6人組アイドルグループ・LinQ(リンク)が7月20日、デジタルシングル『毎日どこかでFestival !!』をリリースした。同グループは4月にデビュー13周年を迎え、6月から全国ツアー「毎日どこかでFestival !!」をスタート。8月8日、東京・新宿歌舞伎町の東急歌舞伎町タワーにあるイベントステージに立ったメンバー4人に、酷暑の野外フェスを乗り切る秘訣を聞いた。(取材・文=佐藤アケミ)
前日の豪雨が影響して航空機が遅延。開演に遅れたリーダー・高木悠未と海月らなが特典会からの参加となり、黒田れい、有村南海、森斗咲羽、華山あかりがステージに立った。LinQ内で学生ユニット「LinQQty(リンクキューティー)」のメンバーでもある4人は、LinQらしい“元気でかわいい”ステージを披露。たまたま訪れていたインバウンドの観客からも「キュート!」と声が上がった。
同イベントは屋内だったが、LinQは屋外のアイドル夏フェス常連組。今夏も「六本木アイドルフェスティバル2024」や「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024(略称=TIF)」に出演している。TIFでは、新設された「浮島STAGE」に驚いたと話す有村は「360度のステージだったんですよ! なかなかないので新鮮でした」。森斗も「全方位にお客さんがいるから、どこからでもかわいく見えるように気をつかいました」と振り返った。
ステージ慣れしているとはいえ、野外の酷暑ステージはメンバーもこたえたようだ。華山は、「暑さに弱いタイプで夏バテしちゃうので、今年は夏バテしないよう頑張ろうと思ったんですけど、いつの間にか倒れそうでした」と熱中症になりかけたエピソードを明かした。酷暑を乗り切る秘訣は「1度打ち上げでご飯に行き焼肉を食べました! みんなで食べてワイワイやるとチカラになりました」(有村)と、やはり「食べて元気に」だった。
目標は「マリンメッセ福岡に立ちたい」
アイドルにとって夏の日差しは大敵。「他のメンバーより日焼けしやすい」と気にしている有村は「日焼け止めを3本持ちしています。顔用と手足用にステージ本番前に塗る〝最強〟のものを持ち歩いています」と話す。ステージでは汗で日焼け止めが落ちやすいので、「汗にも強い。水にも強い。サバイバルにも!」(有村)と、品質にもこだわっているという。日傘も本番5秒前まで差しているほど徹底している有村だが、「それでも、日焼けしてしまいますね。でも、対策していなかったら5倍くらい焼けていると思います」と話していた。
同じ事務所に日焼けしやすい体質のアイドルがいると明かす森斗は「めっちゃ日焼けするらしく、日焼け止めの飲む薬を使っています。体の内側から日焼け止めを広げるというお薬です」。有村も「日焼けは、焼けた後が大切で、ビタミンを多く摂ります」「保湿も、(ビタミン含有の)真っ黄色のパックを使っています」と工夫を語りつつ、笑わせた。
華山は「風呂あがりに肌が白くなる用の下地クリームを使っています」と言ったが、「白くならなくて……焼けちゃうんです」とぼやいた。黒田は「研究生時代は何にも考えていない、やんちゃな中学生だったので真っ黒に日焼けしていました」と振り返り、事務所マネジャーから「焼けすぎ! ステージで(顔が)見えない!」と怒られたエピソードも披露。マネジャーは、メンバーが開演2時間前からスキンケアに余念がないことなど、アイドルの涙ぐましい努力を明かした。
LinQは「マリンメッセ福岡に立ちたい」と公言。9月も続く酷暑の野外フェスを乗り切り、目標に進んでいく。
□LinQ(リンク) 九州・福岡を拠点に活動する女性アイドルグループ。LinQ=「Love in 九州」の頭文字から発想した造語。2011年4月デビュー。メンバーは随時の入れ替わりがあり、今年4月で結成13年。現在は6人で活動し、九州各県の企業とのコラボや「福岡マラソン2024」のアンバサダーを務めている。また、「ご当地アイドル四天王」「ご当地アイドル殿堂入り」の称号を持ち、ファンは全国に広がっている。