歌手の研ナオコが24日、関西テレビ『おかべろ』（土曜午後2時28分）に出演。親交の深い俳優・梅沢富美男の秘話を明かした。

　大阪・新歌舞伎座で上演中の『梅沢富美男 研ナオコ特別公演』など共演機会が多いが、この日は不満として“梅沢富美男さんとの仕事が多すぎるでしょう”と話題にした。研が「半分ぐらいだよね」と明かすと、NON STYLE・石田明は「えっ！　そんなに多い」とびっくり。研は「劇場公演があると1か月やるじゃないですか。その後、ツアーに出て、また劇場公演あったとすると、年の半分ぐらいは一緒にいることになる」と説明。

　さらに、「テレビのロケとかあるでしょう。一緒に行くのよ。スタジオで番組あります。一緒に出る。ずーーーっと一緒なのよ」とぼやいて笑わせた。ナインティナイン・岡村隆史から「でも楽しいんでしょ。梅沢さんといたら」と聞かれると、「めちゃくちゃ楽しい。すごい優しい人なのよ。ホント、富美男はね」と即答した。

　研は「富美男は優しいのよ。誰よりも早く劇場に入って、ご飯を炊いて、劇団員用にお弁当を作るの。朝のお弁当。梅沢さんが。おかずから何から全部作って」と意外な姿を告白。岡村が「お料理お好きなんですよね」と口にすると、「好きだけど、毎日だよ。毎日」と打ち明けて驚かせた。

「それで、私が劇場に入ると、ちょっとフラフラになりながら、コンコン『お弁当できました』つって」と梅沢の気遣いを明かした。岡村が「疲れてんですか。お弁当を作るだけで」と心配すると、研も「やめればいいのに」と発言。岡村は「舞台に集中したらええのに。引くに引かれへんようになってはるんちゃいます。ずっとやりすぎて」と心中を推測した。

　研はさらに、梅沢のエピソードを披露。「コンビニにまず自分で行くの。コンビニに行って、いろいろ、おにぎりから何から全部いっぱい買って、ケータリング（として）ダーッて並べて。“誰がいつおなかが空いてもいいように、食べられるように”ってきれいに並べて」と他人への思いやりがすごいとした。石田は「優しいなあ」とつぶやき、研は「『去年1年でベンツが飛んだ』って言ってましたよ」と“持ち出し”が超高額とした。

　石田から「なのに（共演の）仕事は多すぎる」と聞かれた研はうなずき、「すごい楽しいんだけどね。たまにはねえ」といたずらっぽく笑った。