高橋文哉「休むことも仕事だと思えるように」 心境の変化を明かす「働くことが正義だと思っていた」
俳優の高橋文哉が20日、都内で行われた映画『ブルーピリオド』公開記念舞台挨拶に、高眞栄田郷敦、板垣李光人、桜田ひより、メガホンをとった萩原健太郎監督と共に登壇。まだ自分が好きなものに出会えていない人へ向けてメッセージを送った。
“まだ好きなものに出会えていない人”へのメッセージ
俳優の高橋文哉が20日、都内で行われた映画『ブルーピリオド』公開記念舞台挨拶に、高眞栄田郷敦、板垣李光人、桜田ひより、メガホンをとった萩原健太郎監督と共に登壇。まだ自分が好きなものに出会えていない人へ向けてメッセージを送った。
この日は映画にちなみ、人生で影響を受けた言葉や身近な人について質問が飛んだ。高橋は「ここ一年くらい忙しなく働かせていただいて、会う人、会う人に、『本当に身体大丈夫?』『身体が資本だから辛かったら言っていいんだよ』って言われすぎて、それまでは『休みなんてあっても意味ないし』『寝てても疲れるし』と思ってたんですけど、休むことに重きを置くようになった。働いていることが正義だと思ってましたけど……」と心境の変化を告白。「休むこともちゃんと仕事だよってここ一年色んな人に言われたおかげでようやく休むことができるようになった」と明かした。
さらに、“まだ好きなものに出会えていない人”へのメッセージを求められると、「僕は自分の好きなものとかを見つける時に、自分から見つけに行くことが合ってる人と、自分から見つけに行かない人が合ってる人がいると思っているので、何かに背中に押されるまでは自分を信じてみてといいと思います。自分のものさしで、自分の好きなものを、測れる人であって欲しいなと思います」。これには眞栄田も「今の話めっちゃわかる」と共感し、「それ以外だといろんな経験をすることですかね。いろんな経験をすると自分な好き嫌いもわかってくると思う」と合わせてアドバイスを送った。
同作は、累計発行部数700万部を記録し、月刊アフタヌーンで連載中の山口つばさ氏の同名漫画を原作とする熱血美術青春ストーリー。高校生の矢口八虎(眞栄田)らが、“東京大学合格より難しい”と言われる東京藝術大学への入学を目指して奮闘する様子を描く。