“完全決別”していた高橋奈七永と中島安里紗が最後の遭遇、その中で沸き起こった大ゴチカコール
8月19日、マリーゴールドが後楽園ホールで『MARIGOLD SUMMER GOLD SHINE 2024』を開催。ジュリアのラストマッチ(25日に新木場でエキストラマッチが開催されるが)が行われるとあって、注目度が一気に高くなった本大会では全6試合がラインナップされた。第4試合は、SEAdLINNNG時代の因縁がある高橋奈七永と4日後の8.23に引退が決まっている中島安里紗がついに激突。それぞれ後藤智香、Sareeeeをパートナーとして、パッションも遺恨も全開の戦いが幕を開ける。
刺激強すぎ、高橋と中島がバチバチの戦いを見せる
8月19日、マリーゴールドが後楽園ホールで『MARIGOLD SUMMER GOLD SHINE 2024』を開催。ジュリアのラストマッチ(25日に新木場でエキストラマッチが開催されるが)が行われるとあって、注目度が一気に高くなった本大会では全6試合がラインナップされた。第4試合は、SEAdLINNNG時代の因縁がある高橋奈七永と4日後の8.23に引退が決まっている中島安里紗がついに激突。それぞれ後藤智香、Sareeeeをパートナーとして、パッションも遺恨も全開の戦いが幕を開ける。
中島安里紗は23日のSEAdLINNNG後楽園ホール大会で引退が決まっているが、その前にそのSEAdLINNNGの創始者である高橋奈七永が、中島の引退ロードでの対戦に手を上げた。そのパートナーとなったのは、強烈なアピールを行った後藤智香。「ゴチカ」の愛称で親しまれ、前回のマリーゴールド後楽園大会で大コールを浴びた彼女がどのような戦いを見せるのか注目されていた。
厳しい表情で入場したSareee&中島とは対照的に、「パッション」コールで迎えられた高橋&後藤組。ゴング前にも関わらず、髪の毛をつかみ合う高橋と中島。何とか分けられた二人が先発で登場し、中島がいきなり強烈なエルボーで先制する。その後も強烈な打撃を繰り出す二人だが、優勢になった高橋が後藤にタッチ。ビッグブーツを決めた後藤だったが、すぐに中島の“洗礼”を受ける展開に。容赦ない強烈な打撃で、後藤の意識を遠のかせる。代わったSareeeもサッカーボールキックからの構固めで、後藤を追い込んでいく。
防戦一方の後藤だったが、ビッグブーツで反撃すると、高橋とSareeeのマッチアップに。しかし高橋の意識は中島に向き、簡単に捕まってしまう。ダブルのブレーンバスターから、Sareeeがミサイルキックを連発。ここで中島が再び登場し、高橋の顔面を蹴り飛ばす。高橋は強烈なエルボーで対抗し、とんでもないラリアットを発射! しかし中島もミサイルキックでお返し。高橋は張り手から一気呵成に中島を攻め込むも、中島はエルボーで反撃。このエルボーで高橋の体力が削られていき、投げっぱなしドラゴンスープレックスまで食らってしまう。
しかし、タックルで中島を倒し、両者タッチ。ここで後藤が覚醒し、Sareeeにジャイアントスイング10回転! しかしSareeeは後藤のエルボーを食らうと目の色が変わる。後藤の攻勢を中島がカットすると、高橋も巻き込んで一気に勝負に出る。中島はロープで逆さ吊りになった高橋にフットスタンプ! しかし高橋はまだまだ!とばかり反撃。後藤もSareeeをラリアットでなぎ倒し、ゴチカチョークスラムを発射! 中島がカットに入り、逆にダイビングフットスタンプを食らってしまい、最後は変形アームブリーカーで万事休す。
後楽園ホール2大会連続で沸き起こった「大ゴチカコール」
試合後、Sareeeはマイクで高橋・後藤に厳しい言葉を投げかけるも、高橋は反論しゴチカの健闘を称えた。後楽園ホールでは2大会連続で、後藤は「大ゴチカコール」を引き出す大奮闘。中島は高橋に一礼するも中指を突き立てて、控室へと消えた。
バックステージでSareeeは「赤いベルト(Sareeeが保持するマリーゴールドワールド王座)の挑戦者にふさわしいのはあなただ」と高橋を挑発。Sareeeが去った後、高橋は後藤を呼び寄せると、後藤は「奈七永さんと中島さんの関係をいっぱい調べて、奈七永さんにもいろいろなお話を聴いて……だから絶対ギブアップをしちゃいけなかったのに、ごめんなさい」と泣きながらコメント。高橋は「そんなことはちっちゃいことだよ! これからまだまだやっていくんだろ! 今日の悔しさを忘れないで、お前を絶対強くしてくれるから」と励ます。「もう過去は見ない。マリーゴールドを大きくするために頑張るから、お前も頑張れ! ごちゃごちゃ言わないで、やればできる! やらなきゃできない、パッション!」と檄を飛ばした。